ビジネス・キャリア検定試験は今年も実施

  • 事業仕分け」で、廃止の結論になっていましたが、無事存続しましたね

これから3月頃にかけて、
本年度(平成22年度)の各種検定試験の日程が
続々と発表される時期となります。
そのような中で、私もこれまでに何科目かの受験をしている
「ビジネス・キャリア検定試験」の、日程発表がありましたね。
この「ビジネス・キャリア検定試験」、実は昨年話題となった、
行政刷新会議の「事業仕分け」の対象にあげられ、
「国の委託事業としては廃止」、という結論になりました。
そのため、本年度の実施が危ぶまれていたのですが、
無事に開催されることになったようですね。
http://www.bc.javada.or.jp/career/pdf/h22schedule.pdf

  • もっとも、受験料の値上げなど、「事業仕分け」の影響は出ていますね

ただ、国の委託事業=国からの補助?が、
廃止される影響は出ていますね。
・受験料のアップ(3級:4200円→5500円、2級:5250円→6800円)
・受験者が少なく&記述論述式の試験のため、採点が大変な、1級試験の休止
・受験者の少ない、一部科目の廃止(経理分野の「税務会計」など)
・試験問題数の減少&それに伴う試験時間の短縮
(例:2級は事例応用問題が2題→1題に)
・受験申請窓口が、各県の事務所から中央(東京)事務所に一本化
以上のような、各種のコスト削減策が盛り込まれていますね。
窓口の一本化は、効率化のためには当たり前と思われます。
また、多くの受験者が郵送申し込みであり
直接窓口で申し込む受験生は少ないと思われるため、
特に不便は感じないですね。
また、論述式の試験で、ちょっと敷居の高い1級試験は、
受験する予定はもともと無かったので(笑)
私にとって、ここは特に問題は無いですね。
しかし、受験料のアップは、各級で2〜3割のアップとなります。
受験者にとっては、結構影響&負担が大きいですな。
特に、改訂後の2級の6800円の受験料は、
マークシート式の試験ということを考えると、
少々値が張るな、という印象は拭えないですな。
また、合格の可能性が確実ではない状況での、
チャレンジ受験は、躊躇してしまいますね。

  • 無駄の削減は構わないのですが…

まぁ、この「ビジネス・キャリア検定試験」、
当日の試験会場では、「受付窓口」に2人も係員がいて、
出欠確認と写真表のチェックを行っていましたね。
(多くの試験では、「受付窓口」の設置は無く、
また出欠の確認や写真表のチェックは、
試験の実施中に試験官が行っていますね。)
あと、合否通知の結果と合格証書の発送が
別のタイミングで行われるなど、
(郵送費の重複、同時に行えば良い)
公的機関ならでは?の、無駄ではないかと思われる運営面も
確かにいくつか見られました。
このあたりの無駄と思われる箇所は、
削減して貰って、全く構わないのですが…