「知的財産管理技能検定」受検

  • 前回の合格率90%、余裕の試験かと思いきや‥

先週8日の日曜日は、
知的財産管理技能検定」を受検してきました。
以前は民間資格として実施されていましたが、
知的財産強化の国策等も絡んで、
昨年より民間資格から国家資格に昇格?、となりました。
国家資格の試験としては、今回で3回目となります。
「国家試験」というと大仰ですけど、
今回私が受験するのは最下級の3級、
その3級は、前回試験では合格率90%を誇る(笑)、
まぁ誰でも合格できる感のある、易しい試験ですね。
そんなこともあって、私も焦り等はありませんでした‥(^^;)
ただこの試験は、3級といえども学科試験と実技試験
(実技試験とはいっても、ペーパーテストですが)
に分かれています。学科と実技あわせて
受験料 11,000円と結構高価なこともあって、
「1回で合格したい」という思いもありました。

  • 試験前に、携帯電話はカバンから出して机の上に‥

まずは、13時開始の学科試験でした。
試験を受け慣れてきたこともあって、
試験前の説明等は、概ね同じようなもので
聞く意味が無いと実感しているので(笑)
例によって、試験開始直前に(笑)教室に入ります。
既に試験官の説明が始まっていましたから、
実質的には遅刻って感じですな‥(^^;)
この試験では、携帯電話をカバンから出して、
電源を切った上で机の上に出すよう、指示がありました。
私は今まで数多くの試験を受験していますが、
ほとんどの試験で「ケータイの電源を切る」指示はありますけど、
カバンから出して机の上に置くのは、始めてでしたね。

  • 余裕で合格かと思いきや、意外と苦戦‥?

さて、その学科試験ですが、
引っかけを誘うような、実に嫌らしい選択肢もあったりして、
意外と苦戦を強いられてしまいました‥
まぁ、合格ラインである正答率70%は、
超えていたと思いますけど、
正直「合格率90%、超余裕」の内容では無かったですね。
まだ国家試験となってから3回目、ということもあり、
難易度の基準が定まっていない、というところでしょうか。
学科試験の終了が13時45分(わずか45分の試験ですね)、
実技試験の開始が15時と、1時間以上間が空くのも
少々間延びしていますね。
試験45分+休憩1時間15分+試験45分(実技)、
試験時間と休憩時間がほぼ同じです‥(^^;)
まぁ、休憩時間は実技試験の勉強にあてていましたけど。
実技試験のほうは、学科試験よりは易しく感じましたけど、
それでも紛らわしい選択肢が多かったですね‥

  • 受験生だけではなく、資格学校でも、正答に迷うような問題では‥

紛らわしい選択肢といえば、この試験の解答速報が
日曜日の夜に、資格学校TACのHP上で公開されました。
しかし、その模範解答では、
正解の選択肢を1つ選ぶ問題なのに、
「正答はア(イ)」という感じで、
カッコ書きがついている解答が、2問ほどあるんですよね。
この例で、資格学校のプロでも判断に迷うような、
紛らわしい問題(選択肢)であったことが
理解頂けたと思いますけど、
そんな紛らわしい問題を出題して、
果たして良いものでしょうか?疑問ですな‥