今、和歌山が萌えている!(笑)

ゲームソフトメーカー「Key」のHPに、
世界遺産和歌山県 熊野参詣道のPRポスターを製作しました。」
とあるので、それのリンクを辿っていくと‥
http://key.visualarts.gr.jp/

  • なんと県がゲームキャラを使用して観光PR!

http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130600/cn/101.html
最近脚光を浴びている熊野古道で有名な、
和歌山県の「西牟婁郡」の観光案内に、なんとPCゲームの
CLANNADクラナド)」のキャラクターを使用したようです(^^;)
↑にリンクしたページがそのトップページですが、
「入口」「戻る」の2つのボタンがあるところは、
まるでアダルトサイトですな(笑)
「一旦入った以上、もう引き返せませんよ」ってところかなぁ(笑)
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130600/cn/302.html
そして、↑次の画面に進むと、観光地を選択するようになっています。
例えば「1.熊野古道」を選択すると、
CLANNADのキャラクター・伊吹風子が観光案内をしています(^^;)
他のリンクも万事このような調子なのですが、
古河渚に「坂道が急ですが‥」とか、
坂上智代に「桜の咲く春は綺麗」という感じで、
それなりにゲームのシナリオを踏まえてキャラを
割り当てている事が窺えますね。
まぁ、それに気づいてしまう自分は改めてヲタだと、
否応無しに自覚させられてしまうのですが‥(^^;)

  • ちょっとずれている感のある「趣旨」(笑)

HP内には「趣旨」として、
>「現在、私達はPRを行う対象を絞ることで、より魅力的なPRを
>行うことができるのではないかと考えています。」
>そこで今回、この新しい手法により西牟婁地域のPRを
>行うことになりました。
>今回の活動は、現在若者の関心が高いとされる、
>アニメを使ったPRを行い、その効果を調査しデータを収集するものです。
以上のようにありますけど、
絞り方が間違っているような気がしますね(笑)
まぁ「アニメを使ったPR」というのは広告手段の一つとして
有効なのは事実ですが(例えば、今なら「ふたりはプリキュア」を使って、
小さい女の子を含む家族連れにPRするのは非常に有効だと思います。)
CLANNAD」を使って、主に20代前半の若者達にPRを行なって、
それが有効かとなると‥微妙かと思います(^^;)
熊野古道なら、もう既に充分知名度はありますし、
無難にウォーキング好きの年配者向けにアピールした方が、
効果あるのではないかなと思いますけどね。

  • 実際のゲーム内の舞台ではないし、果たして巡礼者が増えるかとなると‥

CLANNAD」のゲームの舞台が和歌山県の実際の場所を使っていれば、
確かに「聖地巡礼」として、一定の需要(笑)は見込めるかと思います。
長野県の海ノ口が、アニメ「おねティ(おねがい☆ティーチャー)」
おねツイおねがい☆ツインズ)」の舞台として使われ、
アニメ内で付近の景色を忠実に再現していたことから、
記念訪問するヲタさん達が多かった、という例もありますから。
しかし、このHP上でこうやって観光案内に使われたからといって、
ヲタさん達がその場所に行きたくなるかというと、
ちょっとどうかな、という感じですね。
ゲームやアニメの本編上の舞台ではないから、
思い入れ度も小さいでしょうし、
このHPを企画した担当者の思う壷って感じがしてしまって。
同じゲームなら、縁もゆかりも無い「CLANNAD」よりも、
まだ「SNOW」(こちらの舞台は和歌山県龍神温泉龍神村
を使った方が良かったのではないかな、と思いました。
まぁこちらは元が18禁ゲームなので、
そこがネックになるかと思われますが。
そういえば「びんちょうタン」を観光用の看板に使ったのも
同じ和歌山県のどこかの町でしたっけ、
そういう前例があったからかな(^^;)