「CLANNAD」(クラナド) 制作:Key

  • まずはゲーム全般の感想

発売から半年程経ち、もう話題になることもほとんど無い中で、
今更ながら「CLANNAD」をはじめたりしています。
ボイス無しなのは、ここ最近ボイス有りが当たり前に
なってきているだけに、ちと味気ないですが、
PS2移植版を待て、ということなのかな(苦笑)
ただ、出来自体は良い感じですね。
まぁ、「ちょっと変わった女の子」が出てきたり、
登場する女の子の両親が個性的だったり、という
Keyというメーカーの作品ではありがちのパターン、
ではありますけどね(^^;)今回は学園が舞台のため、
前作「Air」とは違って登場人物も多く、
日常のシーンはそれほど退屈はしないって感じです。
悪友「春原陽介」との会話も面白くて飽きないし(笑)
これならさほど苦も無く、全キャラ攻略にいそしめるって感じかな。
まぁ、既読スキップ機能はきちんと付いていますけど。

  • 1人目、伊吹風子シナリオクリア(以下ネタバレ箇所あります)

最初は特に攻略ページとかも見ずに、とりあえず自分の感情の
思うがままに進めていたら、風子エンドに到達しました。
プレイ中は古河渚ちゃんがお気に入りだったんですけど、
色々手伝っているうちに、風子シナリオに突入していたというか(^^;)
ゲームに出てくる風子は、彼女の霊魂で、彼女の本体は
「事故で意識不明状態のまま2年間入院中」、という設定であり、
ここは「Kanon」のヒロイン・月宮あゆを思い起こさせる
ものがありますね。
事実外見とか、子供っぽくてからかいやすい所とか似ているし‥(^^;)
「風子の姉に本当の気持ちを伝えたいから、霊魂状態になって
主人公達の前に現れた風子、風子の一生懸命さが皆に通じて、
思いはかなう‥」といった感じの風子シナリオは、
ラストが容易に予想出来ましたけど、良いお話ではありました。
ただ、泣くまでには至らなかった、そんな感じです。
シナリオの中には、風子がたいやきを食べるシーンとか
月宮あゆの好物がたいやき)、真夜中の教室で風子と二人だけで
結婚を祝うシーンとか(「Kanon」の前作「One〜輝く季節へ〜」で、
主人公とみさき先輩が同じようなシチュエーションで誕生日を祝った)、
過去作をプレイしていると、思わずニヤリとしてしまう場面も
あったりしました。このあたりはコアなファンのニーズを
押さえているな、と。