「遠い背中 おいしいコーヒーのいれ方Ⅵ」(はてな年間100冊読書クラブ 4/100)
- 作者: 村山由佳,志田光郷
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/06/18
- メディア: 文庫
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- かれんの父母が日本に帰ってきて、勝利は一人暮らしを検討し始め‥
「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズの第6作目ですね。
今までは主人公の勝利と恋人のかれん、
そしてちょっとおませなかれんの弟の丈の
いわば気ままな3人暮らしの日々が続いていましたが、
かれんと丈の父母が日本に戻って来ることになり、
勝利はかれんと二人っきりになれる場所を確保するために(笑)
一人暮らしをすることを決意しますね。
ただ、普段は年齢の割に大人びている(笑)勝利ですけど、
かれんとの仲は思うようには進展を見せないですね‥(^^;)
勝利が一人暮らしを決めた背景には
かれんとの仲を深めようとする下心も
一杯かな〜って感じもしています(笑)
- 風見鶏のマスターは実はシスコン?(笑)
まぁ今までのこのシリーズと同じく(笑)
相変わらずのじれったい展開ですなぁ‥
一人暮らしを決めて、かれんと過ごす時間が
結局のところは減ってしまうため
勝利もかれんも本当のところは
淋しい気持ちを抑えられなかったりしていますね。
また、今回のおまけエピソードは、かれんの実兄で
勝利のコーヒーのいれ方の師匠でもある
「風見鶏」のマスターによる、両親の死後
今までかれんを見守ってきたエピソードですね。
いやはやマスターもシスコンなんだな(笑)という感じです。
まぁもっとも、成長しつつあるかれんに
幼い頃死別した母親の面影が重なるのであれば、
マスターがシスコンになってしまうことも
やむを得ないのかもしれません‥(^^;)