中日ドラゴンズ、今年はクライマックスシリーズで敗退

  • 3連勝のあと3連敗で、今シーズンは終了

先日のクライマックスシリーズ、ファイナルステージで
中日ドラゴンズは、セリーグ優勝チームの巨人を相手に
3連勝のあと3連敗を喫し、今シーズンは終了となりましたね。
このクライマックスシリーズは、吉見一起投手、中田賢一投手、
ソト投手といった、「今年の先発の柱を欠きながら、
リーグ戦で10ゲーム以上離された巨人に挑む」という点で
勝ち目が薄いのは、誰の目にも明白でした。
しかし、まさかまさかのの3連勝で、王手をかけていただけに、
中日ファンとしては、残念な展開に終わってしまいましたね。
やっぱ、中日が勝ちあがるには「勢いのあるまま4連勝」
するしかなかったですな。その運命の分かれ目の4戦目は、
あの貧打の(笑)中日打線が、2ケタ安打を放ちながらも、
「あと一本のタイムリーが出ない」、
見ていて非常にもどかしい試合でしたね。
この試合を取れなかったのが、全てであったと思います…
「その次の、5戦目のサヨナラ負けが響いた」、
という見方もあります。しかし、クライマックスシリーズは、
引き分けは下位チームにとって、負けと同じようなものですからね。
引き分けも負けも一緒、サヨナラ負けのダメージは
それほど無かったのではないでしょうか。

  • 大一番に弱い「持っていない」高木監督

あと、伝説の「10.8」に続く、最終決戦の敗退で
高木守道監督が、いわゆる「持っていない」ということが
改めて証明された感もしましたね。
高木監督、陽か陰かどちらかと問われれば、
「確実に100%陰」という感じの、元々地味な方ですけど(笑)
地味だけに、ツキは呼び寄せられないようですな…(^^;)
今回のように、肝心なところでは、悉く敗れ去っていますね。
一方で、北海道日本ハムファイターズ栗山秀樹監督のように、
ハンカチ王子斉藤佑樹投手を開幕投手に起用」するなど
ファンサービスに積極的で、話題を振りまきながらも、
「1年目の監督ながら、最後には優勝してしまう」
そんなことをやってのけるタイプが、
いわゆる「持っている」ということになるのかな、と思います。
昨日はドラフト会議でしたけど、そういえば日本ハム
昨年は巨人と相思相愛であった菅野智之投手を強行指名して
入団拒否されていましたね。ドラフト一位が入団拒否して
それでも優勝する、いうところもすごいですね。
これも「持っている」がゆえでしょうか。

  • 高木監督としばしば衝突した、権藤コーチが退団

さて、その高木監督と言えば、シーズン中は
権藤博投手コーチとしばしば衝突するシーンが
話題になっていましたね。その権藤コーチ、
今年限りの退任が決まったそうです。
まぁ、継投で揉めるなど、あれだけ不和では
退任はやむを得ないかな…という感じもします。
昨年まであまりパッとしなかった、
山内壮馬投手を今年開花させるなど
功績も多かったと思える、権藤コーチですけどね。
もっとも、高木監督も権藤コーチも70歳を過ぎ
指導者としてはベテラン過ぎるお二人です。
公然と人前で衝突するシーンなど、ベテランの二人にしては
あまりに大人げない行動でしたよね。
ここは「ケンカ両成敗」ということで、
「持っていない」高木監督にも、
「この機会に是非お引き取り願いたかった」、
という思いが強いのですけど…(^^;)
まぁ、ご老体の高木監督、二年契約の二年目の来年で
成績に関わらず退任することになるのは、
まず既定路線でしょうけどね…