AKB48、前田敦子さん卒業

  • 「卒業公演」の様子は、NHKのニュースでも取り上げられ

先週末の、AKB48の結成時からの目標であった
「東京ドームコンサート」を経て、前田敦子さんが
遂にAKB48から卒業しましたね。
予定されていた、AKB48劇場前の入場パレードが
中止になったりして、最後までバタバタしてしまいましたね…(笑)
「卒業公演」の模様は、芸能ニュースは勿論のこと、
当日のNHKニュースで取り上げられたりもして、
AKB48の人気の広がりを、改めて実感した思いでしたね。
有名どころでは、小林よしのりさんに続き、
あの田原総一朗氏までが、AKB48にハマってしまったそうです。
もっとも、AKB48にうつつをぬかす若者たちの様子に、
デヴィ夫人が苦言を呈したりもしていましたけど…(笑)

  • 卒業を決めて、吹っ切れた「あっちゃん」

さて、あっちゃんの卒業ですが、
あっちゃん本人の、肩の荷の下りたような表情が
印象に残りましたね。AKB48の人気がピークに達した
最大のヒット曲「ヘビーローテーション」が発売された
2年前あたりから、多忙のためなのか、
テレビで見かける「あっちゃん」は、疲れが隠せず
「死んだような表情」をしていることも、ありましたね…(^^;)
その時に比べると、卒業を決めてからのあっちゃんは、
なにか吹っ切れたような感じで、
むしろ元気になったような(笑)そんな感じがしていました。
あっちゃんが「自らの意思で選んだ卒業」という感じですよね。

あと、個人的には「AKB48 選抜総選挙」が
あっちゃんにとっては、かなり負担だったのかな、と思います。
最初からAKB48のセンターに据えられていた、あっちゃんは、
「センターに相応しい、実力と人気があるのか」
という外野からの声と、ずっと戦っていたような感じがしますね。
そのあっちゃん、「選抜総選挙」では、初年度から、
1位→2位→1位と、きちんと結果を残していましたね。
しかし、1位を取ってしまうと、当たり前のことですが、
「更に上の順位を目指す」ことが出来なくなりますね。
「1位を守って当たり前、2位に落ちれば叩かれる」という感じで、
プレッシャーだけがのしかかってくる、
そんな状況は、あっちゃんならずとも、しんどかったものと思います。
初年度(1位)の「選抜総選挙」では、2位の発表時に、
「前田コール」が起こったりもしたそうですから。
(=それだけ、あっちゃんはアンチファンも多かった、
ということになりますね…)

  • 「卒業」を選択した、あっちゃんの決断はお見事

いまだに、AKB48は2年前の人気をほぼ維持しており、
「まだまだ、AKB48にしがみついていたほうが得」
というイメージがあります。あっちゃんより年長のメンバーも
現在はおそらく、そのような心境なのでしょうね。
そのような環境下で、AKB48の第一人者・あっちゃんが
「あえて卒業して、後輩たちに居場所を譲り、
AKB48の巣から羽ばたくことを選んだ」、
この決断は、素晴らしかったと思います。
あっちゃん、今後は女優としての道を歩むそうですが
過去のあっちゃん主演映画「もしドラ」などが
パッとしなかったことなどを考えると、
女優業での独り立ちは、今のところは、
残念ながら厳しいものと見込まれますから…
そんなあっちゃんに対しては、AKB48の一ファンとして、
「今までお疲れさまでした、ありがとう」
という言葉を贈りたいですね。