ロンドンオリンピック(12日目)

  • レスリング開始、獲得金メダルが一挙に倍増

柔道に代わって、レスリングが始まりましたね。
過去五輪2連覇の伊調馨選手と、小原日登美選手が
ともに金メダルを獲得する、上々のスタートとなりました。
2選手のおかげで、今大会の日本の獲得金メダルの総数が、
2個から4個に、一気に倍増しましたね…(笑)
五輪3連覇と順風満帆の伊調選手と、
ここまで長い道のりであった小原選手、
同じ金メダルでも、その道のりは様々だなと実感しました。

  • 五輪出場までの、長い道のりと金メダル

小原選手は、もともと51kg級のクラスの選手だったそうですが、
そのクラスは、「五輪では実施されない」という不運がありました。
下の48kg級は、小原選手の妹が現役選手であったため、
小原選手は姉妹対決を避け、上の55kg級で五輪を目指します。
しかし、このクラスでは、絶対的王者・吉田沙保里選手の壁を
崩せないままでしたね。この間、いったん引退したりもしているそうです。
妹の引退により、48kg級にクラスを替えて、ここで代表の座をつかみ、
五輪出場を果たします。そしてはじめての五輪で金メダル獲得、
とのことでしたね。小原選手、長かった道のりの果てに掴んだ
五輪出場と金メダル、さぞ感慨深いことでしょうね。