「沖縄の島へ全部行ってみたサー」(はてな年間100冊読書クラブ 64/100)

沖縄の島へ全部行ってみたサー (朝日文庫)

沖縄の島へ全部行ってみたサー (朝日文庫)

標題通り、著者が沖縄に有る
全ての有人島に訪れた、その旅行記ですね。
そのユーモアあふれる文章からは、
著者の沖縄の離島に対する、
熱い思い入れが感じられます。
島々の中には、「飛行機は発売後すぐに満席、
船便は週に1便しか無い」ような大東諸島など、
一般的には、なかなか行けない島々もあります。
沖縄、そして離島に興味のある読者なら
楽しく読めるのではないでしょうか。
島々の中には、観光的には全く無名の島々もあります。
むしろ、そういった島々への旅行記は、
なかなか見かけないですから、貴重な記録ですね。

  • 離島の人々の、のんびりとした様子も

また、「予約したことすら忘れている、
民宿のおばちゃん」など
のんびりマイペースな離島の人々達との
楽しい触れ合いの様子も描かれており、
読んでいて楽しくなりますね。
読者自身も、出かけたくなること間違い無しです。
あぁ、こんな離島で、都会の喧騒を忘れて
のんびりとした時間を、送りたいものですね‥(笑)
また、本書は文庫本ですが、
カラー写真が豊富に掲載されていますね。
そのため、一度本を読み終えた後は、
写真だけ眺めて、楽しむことも出来ますね。
(まぁその分、値段は文庫本としては少々高めですけど‥(^^;)
写真が豊富な点は、旅行記としては、
良いサービスだと思います。
実際の景色の写真を目にすることによって、
より一層、本文が面白くなりますね。