ロンドンオリンピック(第5日目)

  • 柔道、西山選手は銅メダル、田知本選手は不本意な結果に…

柔道では、男子90kg級で、
西山将士選手が銅メダルを獲得しましたね。
銅メダルをかけた3位決定戦は、延長戦にもつれこみ、
最後には、西山選手も相手選手も、両方とも
体力的に力尽きた状態となってしまっており、
改めて、選手達の連戦の過酷さを、実感する思いでした。
そんな「死闘」を制してメダルを獲得した西山選手、
万感の思いの銅メダルだったことと思います。
一方、女子70kg級の田知本遙選手は、
準々決勝の、相手選手の固め技による
左腕の怪我が致命的でしたね。その準々決勝も、
怪我をする前は、優位に試合を進めていましたが、
怪我以降は力を発揮できず、メダルに届かない
残念な結果に終わってしまいました。
怪我をさせられた相手が中国の選手だったということで、
「中国人は、スポーツの場でも正々堂々と勝負をせず、
手段を選ばず卑怯な手を使うのか…」
と思わず憤慨してしまいましたけど…(^^;)

  • 卓球の石川選手、残念ながらメダルには届かず…

中国人選手といえば、中国人選手の層が厚い卓球では、
カンボジア代表を目指していた猫ひろしさんのように、
中国人選手が、他国の国籍を取得して?
あるいは猫さんのような特例を利用して?
その国の代表として、出場しているようですね。
日本の福原愛選手・石川佳純選手の相手に、
これらの中国系選手が沢山登場していて、驚きました。
まぁ、決勝戦までには偽中国系選手は消えて、
「本家本元の中国代表」2人による決戦となりましたが…
さて、石川佳純選手は、3位決定戦に敗れ、
残念ながらメダルには手が届きませんでしたね。
ただ、試合後の石川選手の悔しそうな表情からは、
この敗戦を糧にして、もう一段のレベルアップを望めるような、
そんな期待を抱かせる感がありましたね。

もう一つ話題になっていた件として、
バトミントンで、「決勝トーナメントの対戦相手を
有利にしようと企み、無気力試合で敗戦行為を行った」として、
韓国や中国選手などが、失格となりましたね。
判定がコロコロ覆るレベルの低い審判もそうですが、
今回の五輪では、このような不祥事が目立ちますね。
競技の人気にも、水を差しかねない内容と思います。
もっとも、日本も、女子サッカーの「なでしこジャパン」が、
決勝トーナメントの対戦相手を有利にするために
(あと、移動時間を減らすために)
グループリーグの1位通過ではなく2位通過を狙って、
グループリーグ最終戦の、格下の南アフリカ戦を、
佐々木則夫監督の指示のもと、引き分けに持ち込もうとしましたね。
まぁ、なでしこの場合は、引き分け狙いですから
「敗戦目的」ではないですけど、この行為も
一種の「無気力試合」と認定されてしまう
危険はあったのかな、と思います。
また、目論見通り、苦手な相手との対戦を避けられたとはいえ、
なでしこの今後の決勝トーナメントの試合にも
影響を及ぼしそうな感じがしてしまいますよね…
今回の「引き分け狙い騒動」が話題になってしまったことにより、
残念ながら、なでしこの「金メダル」は、
可能性が薄くなってしまったかな…と思います。