「朝日キーワード 2012」(はてな年間100冊読書クラブ 62/100)

朝日キーワード2012

朝日キーワード2012

  • 久しぶりの「朝日キーワード」

「朝日キーワード」、就職活動時には
時事関連事項の常識取得のために
目を通した記憶があります。
読むのはそれ以来になるでしょうか‥(笑)
随分とご無沙汰してしまいましたね。
今回、この本を公式テキストとした
「現代キーワード検定」という
教養系の検定試験を受験したため、
久しぶりに手に取ることになりました。
ただ、先日受けたこの試験、名古屋会場では、
受験生は申込者がわずかに7人、
実際の受験者は5人に留まっていました。
就職活動に向けた、大学生くらいの
年代の受験者が目立ちましたね。
ただ、この受験者数では、収益的に苦しいと思われます。
検定の今後の先行きが、懸念されますね‥(^^;)
検定の認知度が、まだまだ低いこともあるのでしょうけど、
「朝日キーワード」のブランド力も
落ちたものだな、という感が拭えなかったですね。
同じ時事系の検定試験でも「日経TEST」は、
受験者がかなり多いのですが‥このあたりは、
後発者・フォロワーの弱み、というところでしょうか。

  • 興味の無い分野の問題には苦戦‥

ただ、毎日、新聞やインターネットのニュースを見ますけど、
意外と時事関係の知識って、定着していないものなのですね。
ネットでニュースを見ると、
「興味の有るニュースしか、クリックしない」ため、
興味の無い分野については、意外と知識が乏しかったりする、
ということを今回改めて実感させられました。
私にとっては、「国際」分野がそれでしたね。
例えば、「新START(=新・戦略兵器削減計画)」の内容など、
全く知らなかったです‥(^^;)
まぁ、新聞でも全ての記事に目を通す訳では無いですから、
「興味の無い分野の、知識は乏しいまま」という
状態は変わらなかったかとは思いますけど‥(^^;)
「興味の無い分野の知識を増やす」という点では、
テレビが一番優れているのかな、と思います。
また、当たり前ながらこの本は、「受験参考書」として
作られている本ではないため、「重要箇所は太字」とか、
そういった配慮はなされていません。
そのため、試験勉強中も、漫然と読み通してしまったかな、
という感じはしてしまいましたね‥