ロンドンオリンピック(第4日目)

日本人選手の活躍もあり、連日盛り上がりを見せている
ロンドンオリンピックですが、第4日目は
柔道女子63kg級で、上野順恵選手が銅メダルを獲得しましたね。
上野選手、姉の雅恵選手はアテネ北京五輪を連覇した
金メダリストでもあります。「姉妹で金」とはならなかったものの、
「姉妹でメダル」を見事に達成しましたね。
男子の81kg級、中井貴裕選手は、3位決定戦で惜しくも敗退し
メダルにはあと少し、及びませんでしたね。
エース・北島康介選手の100m平泳ぎが
予想外の結果に終わった競泳陣ですが、
この日は、200mバタフライで松田丈志選手が
2大会連続の銅メダルを獲得しましたね。
前日は、100m背泳ぎで、入江陵介選手と寺川綾選手が
それぞれ銅メダルを獲得するなど、
北島選手の不調に引きずられることなく、
ここまで、メダルラッシュが続いていますね。
競泳は、体力を必要として消耗が激しく
一戦に立ち続けるのは難しい競技のような
感じがしていたのですが、実際には、
北島・松田・入江・寺川各選手など、
一戦で長く活躍している選手が多いな、という感じがします。

  • 体操・男子団体も、採点が変更され、日本は2位・銀メダル

前回の北京五輪で銀メダルに輝き、競技ともども
一躍脚光を浴びた、フェンシングの太田雄貴選手ですが、
初戦はなんと前回五輪の金メダリスト(=決勝戦で敗れた相手)
そして2戦目が現在の世界ランク1位、
という不運すぎる組み合わせになりましたね。
初戦のリベンジで気迫を使い果たしてしまったためなのか?
2選目で敗戦となってしまいました。
前日になりますが、体操の男子団体総合、
予選ではミスが相次いだ日本チームですが、
本選では調子を取り戻して来ましたね。
しかし、こちらも予選はもう一つの内容であった中国が
日本と同じように調子を取り戻してしまいます。
競技が進む中で、最後まで中国に追いつけないまま、
2位で銀メダルの獲得となりましたね。
もっとも、エース・内村航平選手の着地の採点を巡り、
日本チームが抗議を行い、抗議が認められて加点され、
4位から2位に上がる、というこれまた柔道と同じく
審判の判断が変更されて2位が確定するという、
スッキリしない結果でしたね。これにより、
地元・英国が、2位銀メダルから3位銅メダルに格下げとなり、
会場はブーイングの嵐だったようです…
地元チームに不利な再判定を決定するのは、
勇気のある決断だったのではないかと思います。
サッカーでは、まず有り得ないのではないでしょうか。
また、英国と、3位→4位に格下げとなり
メダルが幻に終わってしまった、
ウクライナの選手や国民は、納得出来ないでしょうねぇ…