「できる営業になる魔法のことば」(はてな年間100冊読書クラブ 18/100)

できる営業になる魔法のことば

できる営業になる魔法のことば

  • 営業職で成功を収めた著者が、そのコツを解説

セールスレディとして、21歳で年収1000万を稼ぎ、
起業家としても年商1億円を達成するなど、
成功を収めている著者が、「営業のコツ」を語った本ですね。
著者にとって、営業職はまさに天職だった、ということですね。
私はまだ営業経験は無いので、
ピンと来なくて実感し辛かった内容もありました。
ただ、営業マンが本書に書かれているような
内容を実践すれば、お客様も自然に
その営業マンから買いたくなるだろうな、
ということは理解出来ましたね。

  • 営業のポイントは「自分とお客様と商品が大好き」なこと

本書では、「出来る営業マン」について、
何項目か挙げられていましたけど、
個人的に心に残ったのは、
「自分とお客様と商品が大好き」という内容でしたね。
他にも、「セールストーク(表現力)」や、
「心遣い・マメさ」などの項目がありましたけど、
やっぱ「自分とお客様と商品が大好き」というところが
この中では一番なのではないかな、と思います。
商品が好きではないと、相手に自信を持って
薦めることが出来ないのではないかと思います。
また、お客様のことが好きではないと、
お客さまに無理やり売りつけることになってしまい、
お客さまが警戒してしまって、売上にはつながらないですよね。

先日、女性向けブランド「CECIL McBEE」が、
「店員として採用している従業員は、もともとはお客さま」
というという内容が、テレビで放送されていました。
もともとお客さまですから、当然自社商品は大好きですよね。
また、お客として店員に応対された経験を持っているので、
「自分が良かった接客、嫌な接客」というものが
理解出来ていますから、自然にお客さまのことを考えた
接客が出来ていると思います。
この「セシルマクビー」の採用戦略も、
「(自分と)お客様と商品が大好き」に基づいているな、
と実感できましたね。