先週の「潜入!リアルスコープ」(1/14放送分)

リアルスコープ」、「なんだか久しぶりだな」という感じですね(笑)
年末年始の特別編成で間が空くのに加えて、
土曜夜7時という時間帯は、フィギュアスケートなどの
スポーツ番組が入ることも多く、放送が飛ばされることが
比較的多いかな、と思います。
今回は「回転寿司」の特集でしたね。
私はお寿司は好きで、回転寿司にもよく行くため、
「回転寿司特集」は見るのが楽しみです。
今回は、特番編成の「2時間スペシャル」でしたね。
ただ、放送時間が長いゆえに「いたずらに長くする、
間延びしていた番組構成だったかな」という印象も受けてしまいました‥
廉価に食材を提供するため、「1ハイで1000人前のネタが取れる
巨大イカ」の映像紹介は良かったと思います。しかし、その後の
「大食いのフードファイターが、イカ握り1000人分に挑戦」
という企画は、正直要らなかったかな‥と思います(^^;)
フードファイターのメンバーは、「最初食べていた醤油味に飽きたから」
ということで、イカの握り寿司に「コンデンスミルク」を
付けて食べていましたね。酢飯にコンデンスミルクなんて、
果たして合うのでしょうか‥?(笑)

  • CMの前後で同じ映像を見せられるのは、正直苦痛かも‥

あと、これは他の番組でも最近頻繁に見られますが、
「CMの前後で、同じ映像が繰り返し流れる」というのは、
ずっと見ていると、正直ストレスが溜まりますね‥(^^;)
「衝撃映像は、このCMのあとで!」という感じで
引き伸ばされる上に、CMの前に流した映像を再び見せられると、
「そこまではもう見てる!早く次を見せろ!」という感じですね。
これも、「時間を引き延ばす」一種の策なのでしょうけど。
こうなると、生では見ずに録画して、
「CMと一緒に、見た場面は早送り」としたほうが、
ストレスが無くなる上に効率的ですね。
また、芸能人が好きな寿司ネタを紹介する映像も
要らなかったかな、と思います。芸能人がどんなネタが好きか、
なんて興味は無いですからね‥(笑)
1件だけ、布川敏和さんが、シブがき隊の「スシ食いねぇ」で
「ネタを連呼する部分は、自分が考案したが、
当時は「大トロ」の存在を知らなかったので、
♪トロは中トロ〜で始まっている、
というエピソードだけは、見ていて面白かったですけど(笑)

  • 生きたまま魚をさばくのは、動物虐待?

閑話休題、放送の内容に戻ると、
イカの他にはサーモンや数の子、甘エビに炙りシメサバ等の
ネタの製造工程が紹介されていましたね。
サーモンは、ノルウェーの機械化された工場が紹介されていました。
しかし、「生きたまま魚をさばくのは、
動物虐待になるため、ノルウェーでは法律で禁止」ということで、
まず生きた鮭に衝撃を与えて、鮭を脳死状態にさせてから
加工にかかっているそうですね。
最終的には殺してしまう訳ですから、この法律、
あまり意味が無いような気もしてしまうのですが‥(苦笑)
「クジラは賢いから捕鯨は禁止」とか言いながら、
「牛肉や豚肉を平気で食べる」外人共と同じような
矛盾した論理のような気がしますね。そういえば、
ノルウェーは今でも捕鯨を行っている国でしたっけ。

  • 回転寿司の数の子は、偽者かと思っていましたけど‥

数の子は、デンマークなど数の子を食べる習慣の無い国から
バラバラの数の子を安く仕入れて、「魔法の粉(放送非公開)」を
追加して、人工的に成型しているそうですね。つまり、
「全くの偽物では無いけれど、人造で造られた数の子ではある」
というところでしょうか。なるほど、100円回転寿司で見かける
「いかにも偽物っぽい、ペラペラの数の子(笑)」は、
こうして作られていたのですね。
甘エビ(ホッコクアカエビ)は、北太平洋のカナダ沖で捕獲して、
鮮度を保つために、漁船内ですぐに冷凍保存しているそうです。
冷凍したものを中国に運んで、皮むきや大きさによる選別などを
行っているそうですね。いつもの如く、中国での人海戦術ですな。
炙りシメサバは、日本近海で取れたサバを、
一度ベトナムに運んで加工しているそうです。
〆に使う塩の産地であることが、
ベトナムで加工している理由とのことですね。
サバは骨抜きとか必要ですから、これもまた人海戦術ですね。
安価な食べ物が楽しめるのは、途上国の低賃金に
支えられているところが大きいな、と改めて実感しましたね。
炙りシメサバについては、炙ったサバをもう一度冷凍して、
カットしやすくしているところが、
「一工夫された工程だなぁ‥」と思いました。