「しがみつかない死に方 孤独死時代を豊かに生きるヒント」(はてな年間100冊読書クラブ 83/100)

  • 「しがみつかない死に方」とは、孤独死を恐れないこと

本書のタイトル「しがみつかない死に方」は、
同じ香山リカさんの著でベストセラーとなった
「しがみつかない生き方」の、二番煎じという感が
拭えなかったりもしてしまいますね…(^^;)
内容的には、「孤独死」を恐れないこと、
それを「しがみつかない死に方」と定義していますね。
孤独死」は、当然のことながら一人暮らしとか
関係者と疎遠な人に発生しやすいのですが、
著者の体験談などを通じた、「気づいてもらう方法」や、
死後の身辺整理を行う業者の紹介
(個人的には、あまり考えたくない類の内容ではありますが、
私ももっと年を取ったら、こういった死後の手配について
身近に感じたり、することになるのでしょうか…(^^;))
その他、遺言書と遺言の違いとか、
そういった内容の説明もありますね。

  • 孤独死を恐れずに、精一杯生きること

こうして読み進めてみると、内容的には
こちらもベストセラーになった「おひとりさまの老後」に
近いものがあるな、という感じがしました。
まぁ、「おひとりさまの〜」の作者・上野千鶴子さんは
かなり癖のある方ですから(笑)、同じような内容の記載でも、
まだ本書の香山さんのほうが、受け入れやすくはありますね(笑)
私もこのままだと、孤独死一直線なのですが(笑)
今のところは、孤独死を恐れる気持ちは
あまり無いって感じですね。
孤独死ではなくても、死体はすぐに焼かれてしまいますし、
また孤独死なら、立つ鳥あとを濁しても、
関係者に迷惑をかけることは無いですから…(笑)
まぁもともと、誰にもしがみつかずに
悔いを残さないように精一杯生きる、ということが
今の私のモットーなので…(笑)