中日ドラゴンズ、V2達成!

  • 連覇を決めた監督を解任、今までに例の無いことでは?

天王山の東京ヤクルトスワローズ・4連戦に4連勝して、
事実上優勝を決めた中日ドラゴンズですが、
その後の巨人戦に3連敗したりして、
優勝の決定は少し遅くなりましたね。
まぁ、無事に決まってなにより、という感じでした。
球団としては、初の連覇になります。
しかし、連覇を決めた落合博満監督を解任する、
というのは、今までに例の無いことでしょうね。
その落合監督、「反落合の急先鋒で、退任を主導した
坂井克彦・球団社長との握手を拒絶した」なんて
ニュースも流れていたりしましたね。
優勝を争う大事な終盤で、監督解任の発表に加えて
時期監督の発表があるという状況下で、
逆転優勝を決める、ということは、落合監督は少なくとも
「選手の支持は得ていた」ということなのでしょうね。
監督交代が発表されれば、選手たちは普通
「来季に備えて休養モード」になりそうなものですから。

  • 打線が不振、投手力で決めた今年の優勝

連覇を目指した今年でしたが、
投手陣は、故障者を出しながらも、例えばソト投手など
代替のピースがキッチリはまって、好成績を残しました。
しかし、打線は、ほぼシーズンを通して不振のままでしたね。
昨年の優勝には大きな活躍を果たした、和田一浩選手や
ブランコ選手、森野将彦選手など、主軸が軒並み不振にあえぎ
チーム打率は12球団で最下位、という結果でしたね。
まさに「野球は投手力」ということを証明した、
今年の優勝だったことと思います。
特に、浅尾拓也投手の頑張りは凄かったですね。
打線が不振のため、得点が取れずに僅差の試合が多く、
そのため、セットアッパーの浅尾投手の出番も
増えることになりました。今季は70試合以上に登板、
まさに頭の下がる思いですね。さすがに終盤は
球速も出なくなるなど、バテ気味な様子が見受けられましたけど。
優勝も決まって、ゆっくり休んで欲しいところなのですが、
クライマックスシリーズ日本シリーズが控えていますね。
最後のひと踏ん張りを、期待したいところです。