「違和感のチカラ 最初の「あれ?」は案外正しい!」(はてな年間100冊読書クラブ 61/100)

  • 「違和感」を重視すると、メリットがある

情報があふれている現代社会、
そのあふれている情報を鵜呑みにするのではなく、
「どこか引っかかる、違和感」を重視することによって、
色々なメリットがある、と説いている本ですね。
著者は、現代は、「気づいても、気づかないふり」をする
社会であるとしています。そんな社会であるからこそ、
「違和感」からヒットが生まれる、としていますね。
例えば、発表当初は「キモい」と言われることの多かった
せんとくん」が今ではすんなりと受け入れられていること、
オードリーの「春日」も、違和感有り有りのキャラであること、
などがあげられていますね。確かに、「不便だ」と
違和感を持つことが、ヒット商品の生み出しに繋がっている、
という感じはしますね。

  • 経験値を積んで、「違和感」を養っていく

「違和感」の感性を養っていくには、
経験値を積むことが重要だそうですね。
「危険の予兆に気づくことが出来るか」、「自分の感性を磨くこと」
といったことがポイントだそうです。
もっとも、著者のヒット企画である、
テレビ番組の「にほんごであそぼ」に関するエピソードは
少し自慢話のような感も、してしまいますが‥
そして、人物観察をしたり、粘り強く考えたりすることにより
違和感を養っていくようですね。
ネットからのコピペでは、違和感が育たない、
というのは、まぁ当たり前のことでしょうか‥(笑)
「違和感」を養うことによって、
色々なリスクを回避することが出来、
またヒット商品などのアイディアを生むきっかけにも、
繋がるようですね。私も「違和感」に限らず、
様々な感性を、これからも研ぎ澄ませていきたいと思います。