昨日の「シルシルミシルサンデー」(5/29放送分)

  • 「ケーキ」は、パティシエの手作業というイメージがあるので‥

昨日の「シルシルミシルサンデー」は、
洋菓子の「不二家」の特集でしたね。
今回は、お店で売られている
「ケーキ」を中心に紹介していましたね。
もっとも、ケーキの全国チェーン店だけあって、
機械を使って大量生産されていましたね。
ケーキって、「パティシエの丁寧な手作業」
によって作られている、というイメージがありました。
そのため、今回のように、機械で大量生産されている
様子を見ると、少々幻滅を感じたりしてしまいますね‥
まぁ、不二家のケーキは、機械生産の分
普通のケーキ屋さんのケーキよりも廉価ですね。
また、その味は「洗練はされていないけど(笑)
昔ながらの懐かしい味がするケーキ」という感じです。
機械で大量生産していても、
決してまずい訳ではないのですが。

機械生産の威力が現れているのは、
不二家の看板商品「三角ショートケーキ」でしたね。
不二家のショートケーキが、日本のショートケーキの元祖」
という歴史の有る商品でもありますね。
四角いスポンジの上に、生クリームやイチゴを重ねた後
カットする機械に乗せると、狂い無く三角の形にカットされるようです。
また、「モンブラン」では、「マロンクリームの搾り出し」が
機械で行われていましたね。
なるほど、最初は生クリームを山形に盛っておき、
その生クリームを覆うようにマロンクリームを
らせん状に搾り出して、「モンブラン」が完成するのですね。
私は「モンブラン」は好きなので、
好きな「モンブラン」の製造工程を知ることが出来て
ひとつ勉強になりました‥(笑)

  • 「生チョコ」と「チョコ生」の違い

このほか、「生チョコケーキ」と「チョコ生ケーキ」という
似たような名前の商品は、どう違うのか?
という点の解説がありましたね。
(→「生チョコケーキ」=生のチョコでコーティングする、
「チョコ生ケーキ」=チョコ味の生クリームを乗せる。
それ以外の下層部は、全く同じ。)
また、「いちごのタルト」は、イチゴの隙間を
イチゴソースで埋め、最後には「つやだし」の
ゼリーを塗って、ツヤを出しているそうですね。
その不二家の、一番の人気商品は
「ペコちゃんのほっぺ」だそうですね。
「ほっぺ」、ふわふわの皮とクリームのバランスが好きで
昔は好きでよく食べていました。
しかし、皮に結構脂分があることが気になって、
最近はあまり食べなくなってしまいました‥

  • 「串刺機」で、国内シェア90%

このほか、日本の「串刺機王」の紹介がありましたね。
焼き鳥などの「串を自動で刺す機械」=「串刺機」を開発して、
国内シェア90%を誇る会社、とのことです。
この「串刺機」、「ベルトコンベアで運ばれてくる具材を、
上から押さえつけて串を突き刺していく機械」です。
1時間に4000本!もの串を、刺すことが出来るそうですね。
また、焼き鳥だけではなく、お団子など色々な具材にあわせて、
様々な「トレイ」も用意されているそうです。
機械の販売だけではなく「トレイ」の販売でも儲ける、
という点から、この「トレイ」は一種の消耗品商売、
という感じでしょうか。発案のきっかけは、
社長が居酒屋に飲みに行った時に、
「串を刺す機械を発明してくれたら、ツケをタダにしてやる」
と言われたことだったそうですね‥(笑)
「発明のネタは、何気ないところに転がっている」
という通説の証明であると同時に、「ツケが無くなる」という実利面も、
社長の発明意欲を後押しした、というところでしょうか(笑)