「人生相談は「不幸な人」にしよう 心理学に学ぶ意外な日常の法則」(はてな年間100冊読書クラブ 28/100)

  • 心理学の実践的なデータを基にした、雑学系の本

お手軽に楽しめる、心理学の本という感じですね。
堅苦しい説明ではなく、心理学の実地調査結果等を基にした、
人間の行動や様々な現象に対する、雑学系の本、という感じですね。
本書の著者は「レジ待ちの列、進むのが早いのはどちらか」
という本が少し前に人気を博していましたが、
それと似たような系統の本かな、という感じですね。
「嫌われ者ほど、交通事故をよく起こす」といった、
「知らなかった、なるほど」と思える内容もあれば、
「自身のない男は、働く女性を嫌う」といった、
常識的と思えるような内容も、あったりします。

  • 実地調査なら、なかなか面白そうですね…

興味深かったのは、心理学の研究って
色々な研究というか、実地調査をするのですね。
心理学、「心理テスト」といったレベルなら
結構楽しいのですが、大学で専攻したら、
予想外に退屈してしまった記憶がありました…(笑)
学問としては退屈なのですが、
この本で紹介されていたような、
実地調査なら、興味深く取り組むことが
出来るのではないかな、と思ったりもしました。