ヴィクトワールピサ、ドバイワールドカップ優勝!

競馬の話題を書くのも久しぶりですね。
先日発生した東北地方太平洋沖地震の影響は、
中央競馬JRAにも及んでいますね。
競馬場の一つ、福島競馬場は甚大な被害を受けており、
競馬開催のめどは立っていません。
また、東京電力管内の計画停電の影響を受けて
中山競馬は4月一杯の開催が中止になりましたね。
このように、中央競馬も震災の影響を受ける中で、
先日の世界最高賞金のレース、
ドバイワールドカップに出走した
日本馬のヴィクトワールピサが、見事に優勝しましたね!
同じく日本馬のトランセンドが2着に入り、
日本馬のワンツーフィニッシュ、となりました。
日本馬の海外レースへの挑戦は、
ここ最近は、もう一つ結果が出ていなかっただけに、
競馬ファンにとっては、嬉しい話題となりましたね。

ドバイワールドカップといえば、
ここまで、日本の名だたるダート馬が挑戦してきましたが、
残念ながら外国馬の厚い壁に跳ね返されてきましたね‥
ホクトベガの壮絶な戦死(レース中に故障発生、予後不良)も
ある程度のキャリアを持つ競馬ファンなら、
記憶にあるところですよね‥
そのドバイワールドカップで、遂に日本馬が勝ちましたね。
もっとも現在は、馬場はダートからオールウェザーに変わっています。
皐月賞有馬記念を勝った、芝馬のヴィクトワールピサ
通用した理由としては、オールウェザーの馬場が大きかったでしょうか。

また、ヴィクトワールピサは、昨年の凱旋門賞に挑戦して、
そのときは大敗していますね。この大敗で、
「もう海外遠征は諦めて、国内競走に専念」という
方針を取っても、おかしくなかったところです。
しかし、めげずに再度の海外遠征に挑んだ、
角居勝彦調教師やオーナーの勇気を、称えたいところですね。
あと、レース展開では、ヴィクトワールピサ
スタートが悪く、後方待機でレースを進めていたのですが、
鞍上のミルコ・デムーロ騎手は、ペースが遅いと見抜いて、
自分から仕掛けて上がっていき、先頭のトランセンド
並びかけていきましたね。結果として1着となり、
また、トランセンドが2着に残ったところからも、
デムーロ騎手の好判断が、今回の勝利に繋がったと思います。

  • ますます外国人騎手が幅を利かせるように‥

外国人騎手といえば、ドバイワールドカップ
同じ週に日本で行われた、G1競走の高松宮記念も、
勝利騎手は外国人のリスボリ騎手でしたね。
日本馬に外国人騎手が騎乗するのは
すっかり当たり前になっている感がありますが、
今回の結果を受け、日本のレースでも
ますます外国人騎手が、幅を利かせることになりそうですね…
日本人としては、日本人騎手の奮起を、
期待したいところなのですが‥
もっとも、上記の「ヴィクトワールピサ
凱旋門賞で惨敗」した時の騎手が、
嘗ての日本人騎手の第一人者・武豊騎手だったりします。
その武豊騎手は、40代に突入した高齢化の影響なのか
最近では、すっかり精彩を欠いてしまっていますね。