「人志松本のすべらない話」(12/25放送分)

  • テレビ初出演、初耳の芸人さんも登場

お馴染み「すべらない話」が、
今年はクリスマスの日に放送されましたね。
芸人の方々のとっておきのネタ話、毎回楽しみにしています。
千原ジュニアさんや宮川大輔さんのような常連メンバーに加えて、
今回は、初登場の芸人さんも何人か参加していましたね。
コラアゲンはいごうまん」さんという方、
私は初耳でしたけど、テレビ出演も初めての方だそうです。
初登場の芸人さんは、緊張されている感じも見受けられましたけど、
そんな中で、全員すべらない話が出来たのは
さすがはプロ、という感じですな。もっとも、芸暦は初登場の方も皆長く、
こういった修羅場は、過去に幾度も潜り抜けているのでしょうけど。

  • 身の回りに起こった出来事を、いかにアレンジできるか

「すべらない話」、基本的に
芸人さん自身に起こった実話なのですよね。
そのネタですけど、見ていると三つに分けられそうですね。
ネタの一つ目は「個性豊かな人」でしょうか。
例えば河本準一さんや、今回初登場の桂雀々さんのような
「実の母親が強烈なキャラ」、また、バナナマンの設楽統さんは
「相方が強烈なキャラ…(笑)」ですね。
二つ目は、「普通の人でも経験していそうな事を、
芸人さんの話芸で、笑いを取れるようにアレンジ」
するケースですね。今回のMVS(最優秀賞)、
ガタルカナル・タカさんの「蜂刺され」や
兵動大樹さんの「階段の上り下りで息切れ」、
ケンドーコバヤシさんの「ジェット風呂」などが、
これにあてはまるかな…と思います。
そして三つ目は、「有名人ならではの体験」、
宮川大輔さんの「飛行機内での出来事」がこの例でしょうか。

あと、個人的に、面白いというよりも興味深かった話は、
コラアゲンさんのネタ「矢沢永吉さん」でしたね。
コラアゲンさん達、永ちゃんのコンサートを手伝うエキストラが、
永ちゃんのカリスマ性に、心酔していく過程が面白かったです。
永ちゃんから「声をかけられて」
やる気度が一気にUPしたりするところとか(笑)
「天才肌のカリスマ」が、伝わってくる内容でした。
あと、エキストラに歩き方を教える時には
「クラシカルな感じで」といった指示をしたそうです。
この内容、プロ野球長嶋茂雄さんに
通ずるものがありますよね(笑)
長嶋さんも、「バットをビュッと振る」といった感じで
教え方は下手だったというエピソードがありますから。