「アルスラーン戦記13 蛇王再臨」(はてな年間100冊読書クラブ 112/100)
- 作者: 田中芳樹,丹野忍
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/10/07
- メディア: 新書
- 購入: 7人 クリック: 52回
- この商品を含むブログ (87件) を見る
- 時間が経ちすぎると、惰性になってしまいますね…
遅筆で著名な(笑)著者による、
「アルスラーン戦記」シリーズの、現時点での最新刊ですね。
嘗て、もう大昔のことになりますが(笑)
本シリーズに初めて出会ったときは、凄く興奮を覚えたものですが(^^;)
途中何年も中断してしまったりして、その間に私も年を取り(笑)
残念ながら、今では惰性で読み続けているのかな、という感じですね。
ただ、長年付き合ってきたシリーズなので、
やっぱ最後は見届けたい、という思いはありますね…(^^;)
最近は、「アルスラーン戦記」の新刊を読むたびに、
毎回このような思いをしていますね…(笑)
- 今回は、ストーリーが大きく動きますね
今回の「蛇王再臨」は、本シリーズのラスボス(と思われる)
蛇王が、いよいよ登場します。(とはいっても、
蛇王の登場は、今回はまだ最後にほんの少しだけです。
本格的な活動は次巻でしょうね。)そして、蛇王を迎え撃つことになる、
本シリーズの主人公・アルスラーン王には、
王を支える忠実な部下である、十六の将が勢揃いします。
また、主人公にとって初恋相手とも言える
エステルの死もあり、ストーリーが大きく動く巻となりましたね。
本シリーズに花を添えていた、エステルの死は、
個人的にはちょい残念でしたね…(^^;)
今後、蛇王との全面決戦に突入することになると、
おそらく更に殺伐とした展開になりそうなので…
- キャラに対する思い入れも、低下してしまいますね…
とはいえ、これはシリーズが長期間に渡っているということよりも、
間が空いてしまったことが原因だとは思いますが、
登場人物に対しても、以前のような思い入れが
無くなってしまいましたね…(^^;)
もっと早く書き上げていれば、ライトノベルの傑作として
ライトノベル史にその名を刻んだかもしれないですね。
まぁもっとも、本シリーズは、途中で刊行が数年も空き、
その間に出版社が替わるなど、異例の展開を経ているため、
ある意味名を刻んでいるとは思いますが…(笑)