日本シリーズ第5戦 ロッテ10-4中日

  • 前日のサヨナラ勝ちで、流れが来たはずなのに‥

前日の第4戦のサヨナラ勝ちで、
流れは中日ドラゴンズ側にグッと来た、
と思っていたのですけどね〜。
先発の中田賢一投手が散々の出来で大敗、
王手をかけられてしまいましたね。
「先発5番手」の位置づけであった中田投手は
クライマックスシリーズでは登板が無く、
登板間隔が空いていたことが懸念されていたのですが、
その懸念が、現実のものになってしまいましたね。
中日は1回の表にいきなり1点を先制し、
幸先の良い試合運びかなと思ったのですが、
直後の1回裏に、中田投手が連打を浴びて
いきなり4失点ですからね‥
ただでさえ貧打の中日打線ですが(笑)
こういう展開では、反撃する気力が萎えてしまいますね。
そういえば、こういう一方的な試合展開の中で、
ブランコ選手が、焼け石に水って感じではありましたけど
当たりが戻って来ましたね‥(^^;)
さすがに、井端弘和選手は、先発を外れていましたね。

  • 中田賢投手の続投は疑問、4つ負けたら終わりの短期決戦ですから‥

加えて、中田投手をそのまま続投させて
ダメ押しともいえる追加点を奪われているのですから、
話にならないですな。落合博満監督は例のごとく
「中継ぎ投手陣に過重な負担はかけられない」とのことですが、
短期決戦の日本シリーズ、そうは言っていられないような
状況だと思います。さすがに浅尾拓也投手や
高橋聡文投手のような、勝ちパターンの試合に登場する
中継ぎ投手は起用出来ないでしょうけど、
それ以外の投手は、つぎ込むべきであったと思います。
シーズン中は強力であった中日の先発投手陣ですが、
日本シリーズの独特な緊張感のためなのか、
第2戦のチェン投手以外は、早い回で降板を余儀なくされており、
その分中継ぎ投手陣の出番が多くなり、負荷は増してはいますけど‥

  • 残り2戦、苦しい状況では有りますが、最後まで諦めずに‥

また、この先発投手陣の早い回での降板が、
この日本シリーズで、中日が普段着の野球を出来ずに
苦しんでいる大きな要因でしょうね。
第6戦は得意のナゴヤドームに戻ります。
後が無い状況であるだけに、チェン投手の登板かと思います。
しかし、千葉ロッテマリーンズも、残り2戦は、
シリーズで好投した、成瀬善久投手と渡辺俊介投手を
持って来るでしょうね。逆転Vに向けて、
厳しい状況に追い込まれてしまいましたけど、
最後まで諦めずに、頑張るしかないですね。