日本シリーズ第4戦 中日4-3ロッテ

  • 延長の激闘を制して、なんとか2勝2敗のタイに

いあ〜ハラハラする展開でしたけど、
延長11回の死闘を制して、
なんとか2勝2敗のタイに持ち込みましたね。
ただ、勝つには勝ったけど、
内容的には褒められる試合ではなかったかな、とも思います。
中日ドラゴンズは、併殺あり、牽制死ありという感じで、
折角のチャンスが、なかなか生かせなかったですね。
同点に追いついた5回表の攻撃、相手のミスもあり無死満塁、
一気に突き放して、ロッテのムードを萎ませるチャンスだったのですが、
ここで併殺の間の1点のみ、という結果に終わってしまいましたね。
これでロッテが、息を吹き返してしまいましたね。
まぁロッテも、9回の裏には西岡剛選手が、
あと少しでサヨナラホームランとなった大ファール、
そして10回の裏にはサヨナラの大チャンスを併殺で潰すなど、
この試合は、勝利の女神に見放されていた感はありましたね。

  • 井端選手とブランコ選手の不振が、苦しい展開に‥

しかし、この日本シリーズから本格復帰した
井端弘和選手の調子があがらないですね。上記を含め2併殺です。
短期決戦の日本シリーズ、いくら実績があるとはいえ
調子の悪い選手は、思い切って外すべきではないでしょうか。
逆転優勝の原動力となったシーズン終盤のように、
二塁は堂上直倫選手を使えば良いかと思います。
直倫選手、10回裏の絶体絶命のピンチで
サードライナーゲッツーを決めたりして、運もありそうですよね。
もう一人調子が上がらないといえば、ブランコ選手ですな。
この日は、ロッテは継投策に出ていましたけど、
ブランコ選手は、どの投手に対しても同じように、
三振を喫していますね…(^^;)もう少し工夫をして欲しいなと思います。
ロッテの各選手が、浅尾拓也投手のフォークボール
きちんと見切って見送っている様子と、あまりに好対照でしたね‥

  • 延長戦の仕組みの違いが、継投にも影響して‥

この試合、先発の山本昌投手は3失点で降板、
悲願の日本シリーズ初勝利はなりませんでしたけど、
その後の中継ぎ投手陣が、見事にロッテ打線を封じて
追加点を許しませんでしたね。
ピンチもありましたけど、見事だったと思います。
ただ、延長は12回までというシーズンとは違い、
日本シリーズは15回まであるのですね。
この試合は、中日・ロッテとも、早々と先発投手を諦め
継投策に出ていましたけど、このシーズンとの違いが
中継ぎ投手をシーズンより長めに引っ張らざるを得なかったりして、
試合の展開にも影響を与えている、感がありますね。
この日は、延長11回で決着したのですが、
試合の終了は、午後11時を過ぎていましたね。
延長15回となると、日付も変わりそうですし、
千葉マリンスタジアムをはじめとする屋外の球場では、
11月の夜ともなると、凄く寒そうですね…(^^;)
延長戦は、シーズンと同じ12回打ち切りでも良いかな、と思います。
まぁ、再試合をどのように開催するのか、といった問題もありますけど。