「「いらない社員」はこう決まる 人事部が明かす正社員リストラの進め方」(はてな年間100冊読書クラブ 89/100)
「いらない社員」はこう決まる (光文社ペーパーバックスBusiness)
- 作者: 溝上憲文
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/12/17
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- リストラ対象の、社員の決め方
私を含めて、企業で正社員として働いている
サラリーマンは必読の本って感じですね。
「企業が、どのようにリストラ対象の社員を決めるのか」
そのプロセスを、企業の人事担当者への
ヒアリングを元に、まとめていますね。
「どのような社員が、リストラ対象となるのか」
→成果が上がらない、ダメ社員はもちろんのこと、
協調性がない(得意先や同僚とトラブルを起こす)
モチベーションが低い(服装がだらしない等)といった
例が挙げられていますね。
もちろん、人間が選別するので、
そこには色々な感情が入ることはありますね。
同じくらいの社員の場合は、家庭を抱えている既婚社員よりも
独身社員のほうが対象になる、等ですね。
- 普通の社員でも、リストラ対象にされる可能性が‥
社員は、パレートの法則の如く、「2割の優良社員、
6割の普通社員、2割のダメ社員」に分けられるようです。
そのうち、リストラ対象になるのは、
「2割のダメ社員」はもちろんですが、
「6割の普通社員」についても、
リストラ予備軍扱いとされるようですね。
そのため、リストラ対象になること無く、
生き残れるように、自らスキルを磨き、
会社にとって有用な人材になる必要がある、としていますね。
人事部担当者の生の証言を基に書かれているので、
リアルに感じられますね。
人事部には、リストラ対象となった社員との対応の仕方も、
しっかりとマニュアルが用意されているようですね…(^^;)