2010南アフリカW杯(準々決勝) オランダ2-1ブラジル

  • 準決勝以降は全ての試合が、日本時間深夜3時半からなのですね…

サッカーW杯、準決勝以降は全ての試合が
日本中が沸いた、あの日本vsデンマーク戦と同じ、
日本時間深夜3時半頃からの開始なのですね。
さすがに、日本代表以外の試合で
超早寝早起きに挑む気力はないかな、という感じです‥(^^;)
金曜早朝に行われた、デンマーク戦を観戦した後、
私はそのまま週末まで、体調が戻りきらなかったですからね‥
でも、明日早朝に行われる準決勝、ドイツvsスペイン戦は
決勝トーナメントで調子を上げてきている両チームの対戦、
非常に面白そうなので、是非とも見てみたいと思います。
ただ、果たして起きられるかな‥(笑)

  • 早々と先制も、追加点が奪えず焦ってしまい‥?

さて、先日行われた準々決勝では、ブラジルが姿を消しましたね。
今大会のチリやアルゼンチンのように、
南米のサッカーは、選手の個人技を重視した、
攻撃的な試合を組み立てて来ることが、多いですね。
そんな中で、ブラジルのドゥンガ監督は、
現役時代に守備的なMFだったことも影響しているのか、
比較的守備を重視したチームを組み立てていましたね。
その守備重視の姿勢は、地元ブラジルでは批判を浴びていたようです。
しかしこの試合では、皮肉にも、その売り物の守備が崩壊してしまい、
オランダに敗退してしまいましたね。この試合、
ブラジルは前半早々先取点を挙げ、波に乗れるかと思いましたが、
その後、なかなか追加点をあげることが出来ませんでした。
この状況が、選手達に焦りを呼んでしまったのかな、とも思います。
ブラジルは後半早々に、オウンゴールで同点に追いつかれます。
この時点では、「まだ同点、1点取れば勝てる」
という状況でした。しかし、追加点が奪えず焦りを見せていたブラジルは、
一旦失った試合の流れを、再度取り戻すことは出来ませんでしたね。
加えて、オランダのエース・ロッベン選手を踏みつけて
レッドカード一発退場になってしまう選手を出すなど、
自ら反撃ムードに水を差してしまいましたね。

  • 不利な状況になると、崩れるのも早かった、ブラジル・アルゼンチン

う〜む、カカ選手とか、大舞台での経験が豊富な選手も
沢山いたと思うのですが、サッカー王国ブラジル、
意外なほど精神的には脆いチームだったな、という感じですね。
今大会、南米のチームは全チームが
グループリーグを勝ち上がりましたが、
ブラジルとアルゼンチンの両優勝候補が
意外とあっさり、準々決勝で姿を消してしまいましたね。
アフリカのチームは、戦前「選手の個人技頼みで、
組織的なプレーが出来ていない」と言われており、
事実グループリーグを突破したのは、ガーナ1チームでした。
しかしこうしてみると、南米の優勝候補のチームといえども、
選手の高い個人技に頼る部分が多く、チームの組織力としては
決して高くはなかったんだな、と実感しました。
ブラジル・アルゼンチンとも、強豪であるがゆえに
あまり経験の無い、ひとたび不利な状況に陥ると、
巻き返すことが出来ずに、あっけなく崩壊してしまいましたね‥