2010南アフリカW杯 南アフリカ2-1フランス(グループA)

  • チーム内部崩壊のフランス、まさに自滅ですね…

グループリーグもいよいよ最終戦ですね。
終戦で、決勝トーナメントへ進出するチームが確定となります。
ここまでの2戦を1分け1敗で終えている両チーム、
決勝トーナメントに進出するには、
この試合に勝つことが必須条件となります。
そして更に、別の試合の勝敗や得失点差に左右されることになりますね。
前回W杯では準優勝のフランスですが、
この最終戦前に、監督に暴言を吐いた選手が強制送還されたり、
はたまた選手が練習拒否に出たりして、
まさにチーム状態は最悪って感じですね。
W杯の経験・実績とも豊富なフランスでも、
大事なW杯本番中に、このようなチーム崩壊状態になってしまうのかと
少々驚きを隠せませんでした。そんなフランスに対して、
この試合も、勝利の女神はそっぽを向いてしまいましたね。
前半に1点を先制され、反撃に出なければならない段階で
逆に1人退場者を出してしまいます。
そして1人少なくなった上で追加点を奪われ、
厳しい展開となりますね。後半に1点を返すもののそこまで、
結局、今回大会では1度も勝てずに、姿を消すことになりましたね。

勝った南アフリカは、1勝1分け1敗の成績は
2位メキシコと並びましたが、得失点差で涙を飲みましたね。
グループAの1試合、メキシコとウルグアイの対戦は
どちらも、引き分けで決勝トーナメント進出が決まります。
そのため、やる気無い試合で引き分けに終わってしまうと、
南アフリカにとっては、腹立たしかったことと思います。
しかし、グループ2位に終わると、グループBの1位チーム
アルゼンチン(が予想されていました)と対戦することになります。
好調なアルゼンチンとの対戦は、両チームとも回避したいため、
この試合は、1位通過を目指した、真剣勝負になったようですね。
この結果、南アフリカは、W杯開催国としては
始めての予選敗退になってしまいましたね‥
日本は、2022年のW杯招致を目指していますが、
もし今回の大会で、グループリーグ敗退を喫してしまうと、
「グループリーグを勝ち抜けないような弱い国は、開催資格無し」
とみなされて、招致に不利に働いてしまう可能性もありますね‥
「2022年はアジアの順番」とも言われていますが、
先に決勝トーナメント進出を決めた、韓国も立候補していますから‥
逆に、中国やインドの可能性は小さくなり、こちらは朗報かもしれませんが‥