「アキカン 7缶めっ!」(はてな年間100冊読書クラブ 61/100)

  • 前作とは一変、シリアスな涙を誘うストーリーに

前作「6缶めっ」は短編集でしたけど、
今回は本編に戻っていますね。
短編ギャグが中心であった前作とは異なり、
今回はシリアスな、また涙も誘うストーリーとなっていて、
読み応えのある作品に、仕上がっていますね。
この7巻目では、嘗ては主人公の大地カケルと
アキカンのメロンに敵として立ち塞がり、
メロンに倒された筈の、アキカンの「ぶど子」が復活した?
というところから、ストーリーが始まりますね。
そして、「ぶど子」の正体の謎と、
敵側(男屋等)の策略が絡みつつ、ストーリーは進んでいきます。

  • ミサキちゃん、可愛いですね(笑)

「ぶど子」のオーナーである、ミサキがいい子で、
個人的にハマってしまいました…(笑)
内気で大人しい性格ですが、他人(ぶど子)思いで
大人しいだけではなく、芯も一本通っている、という感じですね。
加えて、オタクっぽいところもあったりして…(笑)
この「アキカン」シリーズに登場するヒロインは、
メロン、なじみと割と活発なタイプが続いていただけに、
個人的には、最近登場したアキカンの「しるこ」と共に、
おとなしめのキャラである、
この「ミサキ」が良いな〜、と思ってしまいます…(笑)
まぁ、挿絵の可愛いイラストをベースに、
登場人物(ヒロイン等)に思い入れが出来るのは
ライトノベルならではの魅力、って感じですよね(笑)
そんなこともあって、未だにライトノベルからは
卒業出来ないな〜という感じです(笑)