2010南アフリカW杯 スイス1-0スペイン(グループG)

  • 優勝候補スペイン、初戦はまさかの黒星

08年欧州選手権を優勝し、現在のFIFAランク2位、
押しも押されぬ優勝候補の一角・スペインですが、
初戦はスイスにまさかの敗戦を喫しましたね。
「カウンター反撃で数少ないチャンスを生かし、
後はひたすら守備で耐え抜く」という
地力に勝るスペインが負けるなら&地力は劣るスイスが勝つのなら
このパターンしかない、という感じの試合展開になりましたね。
試合は、ほぼ全般的にスペインが攻め続けましたが、
スイスは堅い守りで得点を許しません。
逆にスイスは、数少ないチャンスを見事にものにして
そのまま最後まで逃げ切りましたね。
前回のW杯では、無失点のまま敗退(敗退はPK負け)したスイス、
その堅守ぶりを今大会も見せつけた、という感じの試合でしたね。

  • お見事だった、スイスの守備陣

日本代表の次の試合は、強国のオランダですが、
今回のスイスのスペインに対する戦い方に、
一抹のヒントがあるような、そんな感もありましたね。
今まで、スイスはスペインに勝ったことが無かったそうですが、
(18戦して、スペインの15勝3分け)
初めての勝利が、この大舞台になる訳ですから、
スポーツに絶対というものは無いのですよね…
ただ、スペインは、コンディションが悪くは見えませんでしたね。
各選手ともしっかりとパスを回し、ゴールに迫っていましたね。
途中出場のフェルナンド・トーレスも、見せ場は作っていました。
やっぱこの試合は、GKの好セーブを含めた
スイスの強固な守備を褒め称える試合だったかな、と思います。
それも、ほぼ90分全ての時間で、耐え抜いていた訳ですからね。
スイス守備陣の体力と精神力は、見事としか言いようが無いですな。