2010南アフリカW杯 チリ1-0ホンジュラス(グループG)

  • 「90分間攻め続ける」チリ流のサッカー

この日のW杯は、最後のグループ・グループGが登場しましたね。
これで、出場全チームが登場したことになります。
この試合ですが、注目チームではなかったこともあり、
見る前は正直、あまり期待していませんでした…(^^;)
しかし、予想外に面白かった試合でしたね(笑)
グループリーグの開幕戦というと、
先日の日本のように「まずはしっかり守って、失点を防ぐ。
初戦は負けないこと。引き分け&勝ち点1でもOK」
といった感じの姿勢で挑むチームが多いですね。
しかし、この日のチリは、違っていましたね(笑)
「90分間ひたすら攻め続ける」といった感じの、
「チリ流のサッカー」を展開してくれました。
その、「チリ流のサッカー」のポイントは、
「攻撃こそ、最大の防御」といった感じでしょうか。
攻め続けて、相手陣内で試合を進めることにより、相手に攻撃させない。
それがイコール守備である、といった感じでしたね。
チリは、南米予選を、ブラジルに継ぐ2位、
アルゼンチンを上回る順位で通過しています。
その実力の片鱗を見せてくれた、という感じですね。

  • 機会があれば、最後まで積極的にシュートを放ちます

得点こそ1点に終わりましたけど、
シュートの本数は、凄く多かったですね。
今まで、チリの選手は全く知らなかったのです。
しかしこの試合では、「常に前線でボールを持ち、
機会があれば積極的にシュートを放つ」
サンチェスやフェルナンデスといった選手は、
見ていて印象に残りました。
ただ、結果的に1点に終わったように、
無理な体勢・状況から放っているシュートも多いため、
その精度はイマイチ、って感じでしたけど…(笑)
先日の日本のように、前半に1点を先制すると、
そのまま逃げ切りを図って、後半は守りに回りがちになります。
しかし、チリはそんなことは無かったですね。
最後のロスタイムまで、2点目を目指して攻め続けていました。
その姿勢は、小気味良かったですね。
いあ〜、チリとスペインとの対戦が楽しみです。
初戦のスイス線で不覚を取ったスペインは、
もはや勝つしかなく、スイス戦以上に、攻めてくると思います。
攻めの姿勢では負けないチリとの対戦、見応えありそうですね。