「アキカン 6缶目っ!」(はてな年間100冊読書クラブ 59/100)

  • 6巻目は、ギャグ的な要素が多い、外伝・短編集

「アキカン」シリーズの6巻目は、
本編はちょいお休み、外伝ともいえる短編集ですね。
ギャグ的要素の内容が多く、短い時間に、
手軽に読めるかなという感じです(笑)
本編を補完するストーリーとしては、
ヒロインの座を奪われつつある?天空寺なじみが
主人公の大地カケルに惚れる原因になった
ストーリーが良かったかな、と思いました。
ただ、このストーリーのなじみは、
お金持ちの嫌らしさ、嫌味ったらしさ満載(笑)
って感じですけどね。まさに出会いは最悪、
といったところでしょうか。

  • 登場人物の個性が、よく出ていますね

その他のストーリーとしては、
ヒロインのメロンは、暇な時はだらけまくっていたりとか(笑)、
エールはどこまでも生真面目だったりとか、
各登場人物の、それぞれの個性がよく現れた(笑)
ストーリーに仕上がっていますね。
「ミスター・カバディアン」のストーリーは
最初から最後まで、思いっきりギャグだったりします…(笑)
ただ、カバディに関する記述は、なかなか詳しいですな。
著者は経験があるのでしょうか?
私にとっては、全く未知のスポーツなので、
あまりピンとは来なかったのですが…(^^;)
という感じで、本シリーズのファンであれば
楽しめる内容に仕上がっていると思います。