2010南アフリカW杯 始まる

  • 試合を見始めてみると、やっぱ面白いですね

先週の金曜日から、いよいよ南アフリカW杯が始まりましたね。
今回は、W杯直前になっても、
残念ながら日本代表のパフォーマンスは上がって来ないですね。
そのため、開幕前は、個人的な関心はもう一つでした(^^;)
しかしいざ始まると、テレビ放送をついつい見てしまいますね。
改めて、世界のハイレベルな選手のパフォーマンスは
見ていて素晴らしいと感じました。見ていて面白く、
2002年日韓W杯ほどではないですけど、
個人的にも結構盛り上がってきたりしています。
時差もありますが、意外と上手い感じになっていますね。
午前中開始の試合は、日本時間の夜8時半〜10時頃まで、
午後開始の試合は、夜11時頃〜1時頃までという感じで、
会場の南アフリカとは、8時間?ほど時差のある日本でも、
比較的見易い時間に割りあたっていますね。
まぁさすがに、夜開始の試合は、
深夜3時過ぎの放送となってしまいます。
これも見ると徹夜になってしまい、
ちょっと見られないですけど…(^^;)

開催国の南アフリカ、初戦はメキシコと引き分けましたね。
先制点を挙げるなど、サポーターを味方に善戦したと思います。
南アフリカの民族楽器「ブブゼラ」が吹き鳴らされて
試合中はずっと、うるさすぎる感じでしたね…(^^;)
もっともこのブブゼラ南アフリカが登場しない試合でも
始終吹き鳴らされていますね。
選手はお互いの声が聞こえなくて、連携とか大変そうですね…(^^;)
セットプレーでは、守備側に不利に働きそうです。

前回の06年・ドイツW杯では、
アジアのチームは結果が残せませんでしたが、
アジア代表で最初に登場した韓国は、ギリシャに快勝しましたね。
ただ、公共放送NHKというのに、
韓国びいきの実況・解説は多少鼻についたかな、
という感はありました。
まぁ、民報では、人気選手がいるチームに
偏った実況・解説になる、というのはありがちです。
しかし、個人的には、日本代表が関連する試合以外は、
どちらのチームに肩入れもせず、中立的に放送すべきだと思いますね。
特に、公共放送・NHKであれば、
尚更中立的な放送が求められると思います。
ただ、韓国のパク・チソンのパフォーマンスは、見事でしたね。
相手守備陣に一人で切り込み、2点目を取った技術は
さすがはマンチェスター・ユナイテッドで活躍している選手、
という感じでしたね。残念ながら今の日本には、
このレベルの選手はいないな…と慨嘆せざるを得ないですね。
ここが、今の日本代表と韓国代表の違いなのかな…と思います。

  • アルゼンチン1-0ナイジェリア(グループB・12日)

アルゼンチンのメッシ、パフォーマンスが凄かったですね!
ドリブルで相手守備陣に切り込んでいき、
シュートまで持ち込む突破力は、見応えがありました。
もっとも、この試合では相手GKの好セーブに阻まれて、
得点には繋がりませんでしたが…
この試合は、そんなメッシから目を離せない、という感じでしたね。
「一流選手の見事なパフォーマンスは、
観衆の目をクギ付けにする」ということを、実感した試合でした。
そのナイジェリアのGKですが、
アルゼンチンの攻めをよく防いでいましたね。
ナイジェリアは、序盤のアルゼンチンの攻めに対応しきれず
開始早々に点を失いましたが、それ以降は見事に立ち直りましたね。
アルゼンチン&メッシに、最後まで追加点を許さなかったところは
さすが実力のあるチームという感じでした。
それだけに、開始直後の失点が惜しまれますね。
また、アルゼンチンのマラドーナ監督に、
カメラが向けられ過ぎなところは、
少々ウザい感がありましたけど…(^^;)

ここまでハイレベルな試合を見慣れていると、
この対戦は残念ながら素人目にも凡戦だったかな、という感じですね(^^;)
まず、トラップにミスが発生したりして、
パスがあまり繋がりません。
そして、メッシのような、個人技が秀でている選手もいませんね。
その結果、お互いにチャンスも少なく、
全体的に、盛り上がりに欠けた感は否めないですな。
得点シーンも、GKのミスも半分ありそうな感じでしたからね…(^^;)
アルジェリアの選手が、必要無さそうなハンドで
イエローカード2枚の退場と、いった場面もありましたね。
実況放送では、「オシム前日本代表が、
今回のW杯でサプライズを起こすと予言したスロベニア」、
ジダン(フランス)のルーツであるアルジェリア」の繰り返しでしたね。
両チームともパフォーマンスが悪かっただけに、
より一層ウザく感じてしまいました…(^^;)

  • ガーナ1-0セルビア(グループD・13日)その1 見事な組織戦

上記のスロベニアvsアルジェリアは凡戦でしたが、
こちらは素晴らしい試合でしたね。
両チームの、例えば4-4-1の隊形といった
組織的なプレーが見事に機能して、
一進一退の気の抜けない攻防を、生み出していましたね。
ハイレベルな選手が、きちんと連携した守備を取ると、
攻撃側は、なかなかこれを突破出来ないですね。
こういう試合展開は、もどかしいというよりは
きちんと整った見事な守備隊形に、
感嘆を覚えてしまったりもしますね…(^^;)
アフリカ代表チームというと、
「個々の選手の身体能力は高いものの、個人技が中心で、
組織としてまとまったプレーはあまりしない」という印象でした。
しかし、この試合のガーナは、その印象を崩し、
見事に組織としてまとまったプレーを見せてくれましたね。

  • ガーナ1-0セルビア(グループD・13日)その2 1人少なくなっても、攻勢に

後半、セルビアの選手がイエローカード2枚で退場になりますが、
セルビアは、退場者が出た時によくあるパターンである(笑)
「1人少なくなったので、引いて守り、
引き分けの勝ち点1狙い」ではなく、
むしろ積極的に攻勢に出て来ましたね。
セルビアの、この判断も凄かったと思います。
ここまでのプレーで、チームとしての実力の高さは
実感出来ている(と思われる)相手に対して、この策ですからね。
そして、この攻勢策は、得点には結びつかなかったものの、
守備不足による失点は許しませんでしたね。
セルビアというチームの、凄みを実感させられました。
その失点ですが、味方のハンドによるPKでしたね。
セルビアはここまで、高いレベルの試合内容であっただけに、
退場者の件とあわせて、惜しまれるプレーであったと思います。
ガーナとセルビア、どちらも今後の試合が楽しみになってきましたね。
グループDの強国・ドイツ相手に
どのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。