「新規事業の立ち上げ方」(はてな年間100冊読書クラブ 53/100)

  • 著者の指導の元、実際に新規事業を立ち上げようとしていました…

個人的には、非常に懐かしい本って感じですね。
1年ほど前、会社でこの本の著者・末吉さんを
コンサルタントとして迎え、
新規事業の立案プロジェクトに
関わったことがありました。
プロジェクト進行の際には、
この本をテキストとして使っていました。
プロジェクトでは何度となく目を通していました。
残念ながら立案した新規事業案は
あえなく却下されてしまったのですが(苦笑)
当時が懐かしくなったりもして、
久しぶりに改めてこの本を読んでみました。

  • 本のプロセス通りに、順調には進まず…(笑)

私を含め、新事業の立ち上げ経験の無い
メンバーばかりであったため、
ノウハウ等は、先生の指導とこの本頼みでした。
そのため、この本に書かれている通りのプロセスで
進めていきましたね。チーム結成後、
ミッションステートメントを策定して、
本格的な活動に入っていく…という感じですね。
まぁ、本に書かれているプロセスを
順に進めていく訳ですが、実際にはチーム活動のため、
メンバーの意見が対立したり、またそれがきっかけで、
チームが崩壊しそうになったり(笑)と
活動期間中は、色々な事が起きましたね。
私は一応、チームのリーダーを務めていたこともあって、
チームをまとめていくのに、苦労したことも多かったです。
当然スケジュールは予定よりも遅れがちとなり、
果たしてプロジェクトを終えることが出来るのか、
不安になったりも、してしまいました。

  • その新規事業にかける「思い」が重要

新規事業開発のプロセスや知識も勿論大事なのですが、
大事なのはその新規事業に対する「思い」ですよね。
プレゼンの際にも、「思い」を持っていないと
相手に伝わらない、ということは
この本の著者・末吉さんもよく言われていました。
この本では、新規事業開発における
プロセスがまとめられていますが、その中では
「ビジネスモデルの構築」には、苦労したなぁ…とか、
「事業計画書」を期限までに必死に作ったとか、
今では全て、懐かしい思い出って感じですね(笑)
まぁ実際のところは、私が関わっていた新規事業は
事業化の日の目は見なかったのですが…(^^;)
でも、プロジェクトに関わったことは
新規事業開発のノウハウの取得等、色々と勉強になりましたし、
その経験は、今でも財産になっていると思います。