「勝間・藤巻に聞け!「仕事学のすすめ」自分ブランドで課題克服」(はてな年間100冊読書クラブ 45/100)

  • テレビで共演している二人の著者が、「仕事学」をテーマに語る

NHKのテレビ番組で共演している、
藤巻幸夫さんと勝間和代さんが
「仕事学」をテーマに語った本ですね。
藤巻さんの「仕事学」は、「自分のブランドを構築して、
周りの人を巻き込むこと」ですね。
勝間さんの「仕事学」は、「課題を克服し、
行動することによって自分を変えること」といった感じです。
そして最後の章は、お二人の対談が収録されていますね。
これからの時代は「自分の、仕事力」を持つことが必要との事です。

  • 具体例がやや乏しいような感が…

勝間さんが「勝間のことはよく解らない」と言われた
会社員時代に、自分のどこが解らないのか
メールでアンケートを取った、といった事例はあります。
しかし、この本全体的に、「仕事学」と題打ちながらも、
具体例にちと乏しいような、そんな感じがしてしまいました。
「仕事学」は、「仕事を通じた仕事学」であるべきだと思います。
例えば、対談を収録するのであれば、
お二人だけではなく別の方も呼んで、
更に色々な「仕事学」が展開されていると、
もっと読み応えがあったのかな、と思ったりしました。