舛添要一氏、「新党改革」を立ち上げ

  • 双方の利害が一致した「新党」の立ち上げ

舛添要一氏が、自民党を離党して、新党を立ち上げましたね。
立ち上げたとはいえ、現存の政党「改革クラブ」に合流して
党名を「新党改革」に変更するとのことです。
舛添さんは、改革クラブに合流すれば、
政党助成金と、仲間の国会議員(=政党要件)が入手出来ますね(笑)
一方の改革クラブ側は、このままの特徴の無い小政党状態では
(「改革クラブ」は、民主党からの離党者と元自民党議員で
結党されています。政党助成金を受け取らんがための、
まさに「理念無き野合世帯」でしたね。)、
「座して死を待つ」だけでしたが、
今度は舛添さんという「人気者」を担ぐ事が出来ます。
双方にメリットがありますが、これは「たちあがれ日本」以上に
「私利私欲の結党」という感が、否めないですな。
そのためなのか、「たちあがれ」時と同様、
舛添さんに追随して自民党を離党する議員は、少数に留まっていますね。

  • 自民党も、舛添さんを失うのはマイナスですね…

一方の自民党は、今回もまた離党者が
少数に留まったことでひと安堵、といったところでしょうけど、
「首相に期待する人」アンケートで上位に来ている、
舛添さんを欠く事になるのは、痛手でしょうね。
鳩山政権が、普天間基地問題や高速道路問題で
相変わらず迷走し続ける中で、
野党・自民党は相手のミスに付け込んで、
党勢を回復する絶好の機会の筈なのですが…
谷垣禎一総裁の追及は、迫力に欠ける感が否めないですし…
(谷垣さん、穏やかそうな顔からも、
きっと「いい人」なんでしょうね(笑)、
大島理森幹事長が強面なだけに(笑)
余計にその差が目立ってしまうという感じです…(^^;))
ただ、昨年の総選挙で大量に落選者を出した自民党に、
もう人材も、あまり残っていないですよね…(笑)
生き残ったのは、安倍晋三福田康夫麻生太郎の元首相など、
自民党凋落の「戦犯」とも言える人達ばかりだったりして…(笑)