「もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ」(はてな年間100冊読書クラブ 6/100)

もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ

もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ

  • 仲良しの友人達と「もう一度修学旅行」

著者とその友人達による、本のタイトル通り
「もう一度修学旅行をしてみたいと思った」
その思いを実現した本ですね。
京都や奈良などの、有名観光地を、
仲良し同士で旅した旅行記、といった感じでしょうか。
旅先が京都や奈良の有名観光地のため、
観光名称等の記述に珍しさや目新しさは感じられません。
但し、気の合う友人達との楽しくにぎやかな旅行、
という雰囲気は伝わってきますね。
修学旅行の楽しみって、観光地よりもむしろ
旅館での夜の枕投げとか、そちらのほうですからね(笑)

  • 友達と旅行を計画するときの参考に‥

また、東照宮の凄さに息を呑み、
秋田のなまはげの姿に驚くなど、
著者が感じた驚きなどを
そのまま素直に文章に出しているので
その点も修学旅行らしさが出ているような感があります(笑)
大人だと、色々と小難しく思慮を巡らしがちなのですが。
観光地は、京都・奈良の他には、
安芸の宮島阿蘇山、日光や松島など
有名観光地が取り上げられているため、
上述のように旅慣れた人にとっては
目新しさは少ないかもしれないですね。
あまり旅行をしたことが無い人にとっては、
面白い内容になっていると思います。
仲良しの友人と旅行する計画を練っている
人にとっては、参考になるかもしれないですね。