フィギュアスケート バンクーバー五輪代表決定

  • 真央ちゃん復活優勝、堂々五輪へ

昨日(12/27)、フィギュアの全日本選手権
フリー種目が行われました。その結果を受けて、
バンクーバーオリンピックの代表が決まりましたね。
女子は、今年のGPファイナルで2位入賞した
安藤美姫選手が既に内定済みであり、
残り2枠を今回の全日本選手権で争う、という展開になっていました。
今年はここまで不振が続き、苦戦していた浅田真央選手ですが、
今回の全日本選手権では、SP・フリーとも
1位をキープして、見事に優勝し五輪行きを決めましたね。
「優勝しなくても、過去実績から当確」との話も出ていましたが、
最後の最後で結果を出して、文句を付けようのない代表決定ですね。
これで真央ちゃん本人も、スッキリとした気分で、
五輪に臨めるのではないでしょうか。
前回のトリノ五輪は、「出れば金メダルも…」と言われながら
年齢制限で涙を飲んだ形の真央ちゃん、
復活のこの勢いを、バンクーバー五輪に持ち込んで欲しいですね。

  • 中野選手と大接戦、鈴木選手が五輪へ

そして、もう一つの枠を巡って、鈴木明子選手と中野友加里選手が
大接戦を繰り広げましたね。SPでは中野選手が上位でしたが、
フリーでは鈴木選手が逆転して総合2位となり、
五輪代表を決めましたね。鈴木選手と中野選手の差は
本当に僅かの点であり、中野選手にとっては、
悔しいというか諦めきれない結果に、なってしまったと思います。
中野選手は、フリーの順番が1番目だったことも、
不利に働いてしまった可能性がありますね。
1番目は、他の選手の競技内容との比較が出来ないため、
辛目というか厳しめの採点になってしまうと思われますから…
フィギュアやシンクロナイズドスイミングのような採点競技は、
演技をする選手にとっては、どうしても割り切れなさとか、
残ってしまうのではないかと思います…
フィギュアでは、村主章枝選手がよく、
「内容の割には点が伸びない」と言われたりしていますよね。
その点、タイムや得点など、歴然とした優劣が決まる競技は
スッキリしていますね。選手にとっても、
悔しさは残っても、諦めはつくのではないでしょうか。