ヤンキースの松井秀喜選手、エンゼルスに移籍へ

  • 守備機会を求めて、東海岸から西海岸へ

ここ数日、非常に寒くなりましたね。
いよいよ本格的な冬が到来、という感じでしょうか。
もう12月も半ばですからね、2週間後の金曜日は元旦、
今年も残り2週間ですか…時の経つのは早いものです。
ヤンキース松井秀喜選手は、エンゼルスへの移籍を決めましたね。
東海岸のニューヨークのヤンキースに対して、
エンゼルスは西海岸のロサンゼルス近郊のため、
環境も大きく変わりますね。
もっとも、西海岸のほうが東海岸よりも気候は穏やかなので、
体調管理とかは、し易くなるかもしれないですね。
ワールドシリーズMVPと活躍したにもかかわらず、
ヤンキースの松井選手に対する扱いは、今年と変わらず
指名打者候補の1人」という位置づけであることが
見込まれるため、松井選手は守備機会を求めて、
他球団への移籍を模索したようですね。

  • 但し年俸は半減見込み、大リーグの球団経営にも不況の影が…?

守備機会の無い指名打者は、
ベンチに座っている(だけの)時間が必然的に長くなります。
バッターボックスに立つのは、打順が回ってくる時だけとなります。
松井選手はこの指名打者という環境に、
戸惑ったり、慣れなかったりしたのかなと思いますね。
日本時代を含め、今まではずっと守備についていましたから。
年を取って選手の体力が衰えてくると、
指名打者のほうが楽そうですけど(笑)
松井選手はまだ、そこまで衰えは感じていない、というところでしょうか。
ワールドシリーズMVPと、直前に派手な活躍をした上での
FA宣言となりましたが、年俸は10億円→5億円と半減するそうですね。
普通ならFA宣言をすると、お金に色目をつけない球団が
獲得競争に参加して、その結果年俸もがっぽりUP、
というケースが多いです。しかし、年俸減での移籍決断ということは、
松井選手が他の条件を差し置いても、守備の機会を求めていたこと、
また、大リーグの球団経営も厳しくなって、
年俸抑制の方向に向かっていること、おそらくその両方なのでしょうね。
まぁ、5億円でも、日本のプロ野球なら、最高年俸クラスですけどね。