TVドラマ「坂の上の雲」

今年は大河ドラマ天地人」が11月中に終了して、
12月中はこの「坂の上の雲」が放送されていますね。
この「坂の上の雲」ですが、
NHKの看板番組とも言える大河ドラマ
早めに終了させるだけあって、
NHKの力の入れ方も、半端ではないようです。

  • 広告に左右されないため、不景気でも桁違いの制作費

まずは制作費も桁違いだそうですね。
最近は民放では、不景気による宣伝費の削減により、
例えばタレント司会者を降板させて
局アナに交替するなどして、
番組制作費を削減する傾向が盛んですが、
このあたりはさすが「皆様の受信料」という
税金で成り立っているNHKらしいですな。
勿論中には受信料を支払わない家庭もありますが、
景気の動向に関わらず、毎年安定した受信料収入が
見込めるだけあって、この不景気のご時勢でも
番組制作費に色目はつけないって感じですな。

  • 完結するのは、なんと2年度…?

そして、なんと「3年間にわたっての放送」のようですね。
完結するのは、2011年とか…気の長い話ですな…(^^;)
その頃には、今年放送されたドラマの内容など、
すっかり忘れてしまっているかと思います。
もっとも、放送の前には、前年度・前々年度に
放送されたドラマを再放送するのでしょうけど。
とはいえ、ドラマのロケを3年間に渡って
行うのではなく、ロケは着々と進んでいるようなので、
さくっとまとめて放送したほうが
良いような気もするのですが…

  • 今のところは淡々と進んでいるかな…と。

天地人」は途中で見るのを止めてしまった私ですが、
そんな話題のドラマということもあって
この「坂の上の雲」は、今のところ2回とも見ています。
ただ、今のところは淡々と進んでいるなぁ…
という印象がありますね。
主人公が1人ではなく3人、ということも理由なのか
秋山真之・好古の兄弟と、正岡子規)、
ここまで見ていても、今のところ私には
誰にも思い入れはしないかな…と(笑)
まぁ、原作の司馬遼太郎の小説も
それほど印象には残っていなかったこともあり、
私にとっては、もともと題材が合わないのでしょうね。
大河ドラマとか歴史モノは結構好きなのですが。

  • 内容的に、真面目にシリアスに…

あと、今のところ特別お金をかけているようにも、
見えないな…という感じがします(苦笑)
まぁ、お金をかけているのは
おそらく3年目の、日露戦争のシーンなのかな…と。
ただ、登場する俳優陣は豪華ですね。
秋山兄弟の父役で伊東四朗さんが登場すると、
シリアスな場面でもコミカルさが加わったりして、
思わず笑いが出てしまったりするのですが…(^^;)
あと、高橋是清役の西田敏行さんも
伊東さんと同じような感じですね(笑)
坂の上の雲」という題名の通り、
明治維新の時代、欧米諸国に追いつこうと
主人公達は皆一生懸命なだけに、
どうしても堅苦しくなってしまうんですよねぇ…(苦笑)
頑固で弟思いな性格の秋山好古が、
この雰囲気を象徴している、という感じですな(笑)