「アイデアのつくり方」(はてな年間100冊読書クラブ 17/100)
- 作者: ジェームス W.ヤング,竹内均,今井茂雄
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 1988/04/08
- メディア: 単行本
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- コンパクトですが、有名な本のようです‥
本書は、総ページ数が100ページほど、
そして解説が30ページほどを占めており、
本文は70ページほどの、本というか小冊子ですね。
従って、あっという間に読めてしまうこともあって、
コストパフォーマンス的には
少々悪いような気がしてしまいます。
ただ、標題の「アイデア作りの参考書」としては
著名な本のようですね。
- アイデアの作り方には、きちんとしたステップが
本書によると、アイデアを作るためには、
「ある日突然のひらめき」をただ単に待っているのではなく、
まずは「事前にしっかりと資料を収集し、
その資料をじっくりと咀嚼し、検討することが重要」
であるとのことです。そういった前段階を経て
「生まれたアイデアを育てて具体化する」といった感じで、
アイデア作りには、きちんとしたプロセスがあることが、
この本を読んで良く理解できました。
まぁ、実際にこのプロセスを踏んで
アイデアの創出が出来る人が少ないからこそ、
この本が人気を博している訳なのでしょうけど。
- 解説は竹内均さん、なんだか懐かしい気分に
あと、この本の解説を書いているのは、竹内均さんですね。
最近はご無沙汰してしまっているのですが(^^;)
私は昔、竹内均さんの自己啓発関連の本を
よく読んだ記憶があります。この本の解説にも、
昔読んだ竹内さんの本で見かけた内容である、
竹内さんの本を書くスタンス等の記述が
あったりしました。竹内さんの本を読んでいた
あの頃を懐かしく当時を振り返ったりしました。
当時は、今よりもやる気に溢れていたような気が‥(笑)