「クリスマス・キャロル」

  • 色々見たい映画が多くて…

先週の日曜日・15日は、公開されたばかりの映画
「クリスマスキャロル」を見てきました。
映画業界的には、現在は年末年始の直前ということで、
閑散期にあたると思われるのですが、
今はなかなか面白そうな映画が上映されていますね。
3時間を越える大作「沈まぬ太陽」に、
色モノ映画と思いきや、予想外に好評を得ている
マイケル・ジャクソンの「This is it」、
恋愛系では、佐々木希さんの「天使の恋」に
井上真央ちゃんの「僕の初恋をキミに捧ぐ」。
そして、広末涼子さんなど、
実力派女優さんの共演が話題の「ゼロの焦点」など。
そんな中でこの「クリスマス・キャロル」、
ディズニーが製作に関わっている、
ということで内容的に期待出来そうかな、
という思いと、クリスマスが間近であるという
現在の時節柄にも合っているかなと思って、
見ることにしました。

  • イメージ通りで、予想外のサプライズは無し

見た結果ですが…う〜ん、まぁこんなものかな、
という感じでしたね(^^;)面白くはありましたけど、
予想外のサプライズとかは、無かったですね。
まぁ、チャールズ・ディケンズの著名な小説が原作ということで、
内容的に大きな改変とかは、難しかったと思いますが。
ストーリーは、以下のような感じですね。
守銭奴で気難しく、周りからはひどく嫌われている
金貸しの主人公・ストレージが、
共同経営者だった亡き友(の幽霊)に、
今の生き方では死後不幸になると警告されます。
そして、その亡き友が導いた精霊によって、
自分の過去・現在・未来に直面して、
自らの生き方をあっさり悔い改める…という感じですね。
このような、比較的シリアスな内容のストーリーなので、
「ディズニー」・「クリスマス・キャロル」と並ぶと
一見ファンタスティックなイメージがありますけど、
子供向けの内容では無いかな、と思います。
同じディズニー製作の「ティンカー・ベル」の
予告編が開始前に流れましたけど、
クリスマス・キャロル」とは、
随分雰囲気が違いますよね…(笑)

  • 3Dシーンは迫力がありますね

この映画、3Dシーンを売りにしているだけあって、
精霊に連れられて街中を飛び回ったりするシーンなど
なかなか迫力がありますね。
もっとも、人によっては酔う可能性もあるので、
苦手な方は、「3Dバージョン」で見る場合は
気をつけて頂いたほうが良いかな…と思います。
また、ストーリー的に、上記のような内容なので、
子供向けではないため、結構不気味なシーンもありますね。
主人公のストレージは爺さんなので
そもそも顔が不気味だし…(笑)
あと、未来のシーンでは、死んだ主人公の
遺品の分捕り合戦が始まったりと、醜い場面もあります。
まぁ、主人公の徳の無さを現しているシーンかとは思いますが。

  • あっさり悔い改める主人公では無いような気が…?

ラストシーンで、主人公はあっさりと悔い改めていますけど、
ここまでずっと、孤独に守銭奴生活を送ってきた主人公なら
死後の孤独とか、誰も自分の死を悲しんでくれないこととか、
もう十分自覚しているような気もするのですが…
こんな主人公が、いともあっさり悔い改めるなんて、
個人的にはありえない、って感じですね(笑)
死後の世界が怖いとか、そんな感覚なのかなぁ…と。
あと、上映前の予告編で見た「2012」は、
迫力があって面白そうですね〜。
この映画を見に行きたくなってしまったりしました…(笑)