W杯アジア最終予選 日本1-0ウズベキスタン

  • 一応「南ア出場一番乗り」

サッカー日本代表が、5日の試合で
アウェーでウズベキスタンを下し、W杯出場を決めましたね。
最終予選の組み合わせからすれば、
同組になった中東諸国が、イランやサウジアラビアではなく
バーレーンカタールといった、
イランあたりに比べれば一枚落ちるメンバーでしたから
「日本はオーストラリアとの1位争いかな」
という感じはしていました。2位以内確定&W杯出場は
まぁ当然かな、といったところでしょうか。
「日本は南ア出場一番乗り」という報道がなされていますが、
同じタイミングで出場を決めた
欧州予選のオランダのように、
「予選リーグをぶっちぎりの1位で、早々と出場決定」ではなく、
日本はオーストラリアとの予選1位争いをしている最中です。
「一番乗り」は、予選日程の綾に過ぎないですな(笑)

  • アウェーで苦戦を強いられて‥

もっともこのウズベキスタン戦、
アウェーの戦いということもあったのか、
日本代表は苦戦を強いられましたね。
開始早々、岡崎慎司選手が
自らのシュートをGKに弾かれた後に
そのこぼれ球を頭で押し込む
ガッツあふれるプレーで先制点を得ました。
この先取点で波に乗れるかと思いきや、
この後はW杯出場に最後の望みを繋ぎたい
ウズベキスタンに押し込まれる展開が続きましたね。
アウェーとはいえ、ウズベキスタンでは
東南アジアの蒸し暑さや中東の酷暑のような悪気候は
無いと思うのですが、この日の試合では、
日本代表の足も、あまり動いていなかったですね。
相手ボールをあまり拾うことが出来ていませんでした。

  • アウェーでは大観衆と慣れない気候に加えて、審判も不利に‥

日本側も前半早々の得点から追加点が奪えず、
加えてウズベキスタン側に攻め込まれ、
例えばコーナーキックのシーンは
ウズベキスタンのほうが圧倒的に多かったなど、
見ていてハラハラする、胃の痛くなるような
試合展開が続きましたね。
特に終盤、終了間際からロスタイムのあたりは
長谷部誠選手と岡田武史監督が相次いで退場になり、
一人少ない中で、防戦に追われる形になりました。
それでも何とか凌いで、虎の子の1点を守りきりましたね。
この長谷部選手と岡田監督の退場は、
厳しいジャッジだったと思います。
特に岡田監督、別にプロ野球のように抗議に詰め寄ったり
した様子も見られなかったと思いますけど、
なぜ退場になったのでしょうか?
また、試合中はウズベキスタン側にもカードを出されて
おかしくないようなファウルがあったと思うのですが、
これがアウェーの洗礼というものでしょうか。
アウェーの戦いが不利になるのは、
慣れない気候に加えて、相手のサポートの大声援が
大きな要因かと思いますけど、
ここに「相手側に有利になるジャッジ」も
入れておく必要がありますね。