日本ダービーはロジユニヴァースが優勝

  • 皐月賞の大敗から、見事にリベンジ成功

先週の日曜日、5月31日に行われた
競馬の東京優駿日本ダービー)競走は、
2番人気のロジユニヴァースが快勝しましたね。
このロジユニヴァース、三冠レース初戦の
皐月賞(G1)の最も重要な前哨戦と言われている
弥生賞(G2)を危なげない内容で快勝しました。
その結果、皐月賞では1番人気に支持されましたが
人気を大きく裏切る14着に惨敗してしまいました。
その皐月賞の敗因は結局不明のままで、
鞍上の横山典弘騎手も、半信半疑状態とのことでしたが、
ダービーでは2番人気に支持され、そして快勝しましたね。
騎手よりもファンのほうが、
このロジユニヴァースという馬を
最後まで信じていた、ということでしょうか。

  • 改めて、皐月賞の敗因が気になりますね‥

このロジユニヴァースと言う馬、
確かに弥生賞の内容は圧勝と言える内容で、
皐月賞前はこの馬が圧倒的な1番人気になっていましたから、
ダービーを快勝する位走っておかしくは無い馬なのですが、
私はやっぱ、皐月賞の惨敗が最後まで気になってしまって
積極的には買えませんでしたね‥
こういう結果になると、騎手すら半信半疑になってしまった
皐月賞の惨敗、原因は何だったのか、改めて気になってしまいます。
原因が解れば、巻き返しも期待出来たのですが‥

巻き返しといえば、2着に入ったリーチザクラウン
こちらも皐月賞では2番人気・13着惨敗からの
汚名返上となりましたね。
ただ、こちらはロジユニヴァースと違って、
自分の競馬をさせて貰えなかった結果の敗戦、
ということで、皐月賞の敗因が明確になっていました。
その点で、ロジユニヴァースよりは
狙い易かったのではないかと思っています。
ダービーでは、短距離馬・ジョーカプチーノ
暴走気味に先手を奪ったあとの2番手追走、
ということで実質逃げているのと同じ格好となり、
この馬の持ち味が生かせる、絶好の展開になりましたね。

一方で、その皐月賞を優勝し、
ダービーでは圧倒的1番人気に押されたアンライバルドですが
こちらは逆に、12着惨敗でしたね。
アンライバルドは上記のロジユニヴァース
リーチザクラウンとの「3強対決」と言われた
皐月賞を圧勝しました。
一方で他の2頭が大敗してしまったため、
皐月賞で唯一結果を残したアンライバルドに、
ダービーでは人気が集まった訳ですが、
逆に一敗地にまみれてしまいましたね。
日本ダービー当日は、レース前に大雨が降り
馬場が悪化してしまったこと、
これがアンライバルド敗戦の一因と言われています。
鋭い差し足で皐月賞を快勝したアンライバルド
先行馬が残る前残りの競馬では、
その差し足が殺されてしまったのかもしれないですね。

しかしそういえば、このアンライバルド
皐月賞前にはリーチザクラウンと同じく、
気性面に問題がある、とも指摘されていましたね。
皐月賞の快勝で、ダービー前には
その気性の問題はほとんど触れられずに
アンライバルドの2冠確実」といった
論調がスポーツ紙などでは多かったですけど、
よくよく考えればこの馬、
気性に問題を抱えていたんですよねぇ‥
そう考えると、皐月賞を勝ったとはいえ、
気性に不安を抱える馬が単勝2倍前後の圧倒的な1番人気、
というのは過大評価だったな、と思います。
まぁレースが終わってからでは、
結果論に過ぎないですけどね‥(^^;)