天下の奇祭 田縣神社の「豊年祭」

  • ご神体は男性器、別名「ちんこ祭り」(笑)

昨日の日曜日は、スッキリ晴れた良いお天気でしたね。
昨日は、毎年3月15日に開催される
「天下の奇祭(笑)」田縣神社の豊年祭に行って来ました。
「豊年祭」というと、普通に今年の豊作を
神に祈願するお祭という感じがします。
農耕社会であった日本では、
全国各地で同様の祈願祭が開催され、
現在に至っているところなのでしょうが、
田縣神社の場合は、そのご神体が、
少々変わっており(笑)注目が集まりますね。
そのご神体はなんと「男性器」(笑)です。
この「男性器」のご神体が、
神社に奉納されるのが、この「豊年祭」ですね。
別名「ちんこ祭り」とも呼ばれているそうです。

  • 露店にも卑猥なアイテムが…(笑)

この変わったお祭り、毎年3月15日に開催されています。
当然、平日開催になると行けないのですが、
今年は日曜日に重なり、加えて良い天気であったため、
出かけるには絶好の環境、という感じでしたね(笑)
名鉄小牧線田県神社前駅で下車すると、
いきなり駅前に男性器をかたどった
キャンディーなどを売っている土産物店があります(笑)
このキャンディー、
会社などにお土産として持っていくと、
女性社員からの評判がガタ落ちになるのは
間違いなし、といったところでしょうか…(^^;)
こういった卑猥なアイテムが、
公然と売られているのは面白いですな(笑)
このほか、神社内や周囲に出店していた露店では、
男性器を模したフランクフルトや
チョコバナナなどもあったりしました…(笑)

  • 神社の境内にも見所が沢山…(笑)

このお祭り、「Japanene Crazy Festibal」として
外人さんにも有名なのか(笑)
外人さんの姿も多かったですね。
こんなに多いとは…この地方の外人さんが、
全員集結したような、そんな印象もありました…(笑)
ご神体が男性器なだけに、神社の境内には、
ご神体の男性器を模した岩が鎮座していたり、
絵馬に男性器の絵が描かれていたりと、
見所も沢山あります…(笑)
ただ、絵馬については、赤ちゃんを授かることを
祈念するような一般的な願い事が多く、
「巨根になりたい(ぉ」とか、おふざけ系の願い事は
ほとんど見当たらなかったのが、少々意外でした…(笑)

  • 出発前は、写真撮影などで盛り上がっていました

境内や露店を見て楽しんだ後、
御神輿行列の出発する場所(田縣神社の分社?)へと向かいました。
ここでは出発前に樽酒の鏡割りなどもあり、
盛り上がっていましたね。
出発場所のため、御神輿行列の主役である
ご神体を乗せた(笑)御神輿が文字通り鎮座しており、
観客の写真撮影で賑わっていました。
一応神聖なるご神体の筈、なのですが(笑)
担ぎ手さん達も観客達に自由に触らせたり、
写真を撮らせてくれたりしています。
そのご神体、やっぱ男性よりも女性が触ったりすると、
周りも盛り上がりますね…(笑)
外人の方は羞恥心が低いのか、喜んで触っていました(笑)
このあたり、「余所者も大歓迎」という感じで
非常にオープンな雰囲気で良いですね。
愛知県人(名古屋人)は閉鎖的だとよく言われますが、
このお祭りに限っては、そういったところは見られないですね。

  • 行列には、ご神体を抱えた巫女さんが…(笑)

そしていよいよ、御神輿行列のスタートです。
沿道には凄い人の数、事故でも起こりかねないほどの
勢いって感じがありました。
行列では、ご神体を抱えた巫女さんもいて、
写真撮影の格好の的になっていました…(苦笑)
まぁこれは恥ずかしいでしょうねぇ…(^^;)
巫女さんは、沿道の観衆にご神体を触らせたりもしています。
老若男女、皆喜んで触っていましたね(笑)
こういう場でなければ、セクハラ行為になりかねないですが…
そして、行列には先ほど鏡割りを行った樽酒が積まれており、
沿道の観衆や御神輿の担ぎ手に、振舞われていました。
この結果、観衆や担ぎ手も酔っ払ってしまい、
セクハラ行為に拍車がかかる、といった感じですな(笑)

  • 行列では、神輿を回したりして盛り上がりも最高潮!

ご神体の御神輿は700Kg!もあるそうで、
行列の進行はとてもゆっくりでした。
途中には踏切があるので、停止を余儀なくされたり、
神社前の車道は片側しか閉鎖されておらず、
行列や観衆のすぐ横を、車が走り抜けて行ったりします。
車道は、両側とも完全通行止にすべきかと思います。
これは危ないでしょう…。
踏切などの行列が停止する時間は、
御神輿を回したりして、盛り上がっています。
担ぎ手は3グループ位で分担していたようですが、
これだけ時間がかかると、担ぐほうも大変でしょうね。
そんな感じで、出発から2時間以上かかって、
ご神体は神社に奉納されました。
ここが祭のクライマックス、といった感じでしたね。
う〜む、さすがは「天下の奇祭」ですな(笑)
あの神輿、神社の境内、露店…
他ではまず見られない光景といっても、
過言ではないと思います。