武豊騎手、2週連続の落馬

  • 今度は骨折、大事故に

23日に行われた京都競馬で、
武豊騎手が落馬、骨折してしまいましたね。
武豊騎手は前週のエリザベス女王杯で、
人気に推されたポルトフィーノに騎乗し、
スタート直後に落馬しています。
これで2週連続の落馬、更に今回は骨折という
大きな事故に繋がってしまいましたね。
中央競馬の騎手は、実力がある騎手なら
毎週末に20回程度、レースに騎乗することになります。
それだけ乗るとはいえ、2週連続の落馬というのは、
なかなか見かけないですね。
落馬は、地面に叩きつけられてしまいます。
運が悪いと、後続の馬に踏まれてしまうこともあります。
今までに何人も、亡くなっている騎手がおり、
まさに騎手稼業は命がけって感がありますね。

  • 波に乗れるかと思ったら‥好事魔多し

そのエリザベス女王杯は、
スタート時に馬が飛び上がるように
なってしまった結果の落馬でした。
今回は馬自身に故障が発生してしまった結果の落馬、
ということで、いずれも騎手本人に責は無いような
ケースです。こんなケースに2週連続で
見舞われてしまうということは、
騎手が不運であったと言えるのではないでしょうか。
今年の武豊騎手は、大レース(重賞レース)の
勝鞍が少なく、不調であるとも言われていました。
そんな状況下において、先日行われた天皇賞・秋
1番人気馬のウオッカに騎乗、僅か2センチの攻防で
ライバル・ダイワスカーレットを退け、
勝利をおさめています。この勝利で
今後は波に乗れるかなと思ったのですが、
その矢先に連続落馬、まさに「好事魔多し」ですねぇ‥

今週末に予定されているジャパンカップ
武豊騎手が騎乗予定であったメイショウサムソンは、
最初にコンビを組んでいた、石橋守騎手に戻るようですね。
石橋騎手は、サムソン騎乗時には、
競走馬としては最大の目標である日本ダービーを制すなど
大きなミスも無かったように見えました。
しかし、海外のレース(凱旋門賞)挑戦を控えて
海外騎乗経験の豊富な、武豊騎手に乗り替わった
過去があります。武豊騎手に乗り替わった後では、
勝鞍は昨年の天皇賞・秋の1レースに留まり、
決して結果を出しているとは言えないかと思います。
一度下ろされてしまった石橋騎手にとっては、
アピールの大きなチャンスとなるかと思います。
この機会に、是非とも頑張って欲しいですね。