「ただ、君を愛してる」

映画の感想を書くのも、なんだか久しぶりって感じですね。
もっとも、映画を見に行った訳ではなく、
DVDを自宅鑑賞しただけなのですが(笑)
私にとって、この「ただ、君を愛してる」は
既に見たことがある上に、原作小説も読んだことがあります。
ストーリー的には既に承知済みなのですが、
主演の宮崎あおいさんの、演技の上手さに見惚れて、
つい何度も見たくなってしまう、という感じの映画ですね。
宮崎さんの役は、「成長前の幼い姿」と「成長後」の
2通りの姿があるのですが、ここを見事に演じ分けていますね。
今更ながら、「容姿だけではなく、演技も備わった女優さんだな」
と気づかされます。まだ20代前半ながら、
大河ドラマで主役(篤姫)を張るだけはありますよね。

  • 対比が効いている、三角関係

この映画の中で、宮崎あおい演ずるヒロイン(静流)と
三角関係のライバル関係になるキャラ(みゆき)を演ずるのが、
黒木メイサさんです。彼女は美人系の顔立ちで、
見たまんま、キレイって感じですね。
宮崎さん演ずるライバル(成長前の幼い姿)との
対比が上手く効いていたと思います。
ストーリーは、玉木宏演ずる主人公が、
みゆきに思いを寄せつつも、
気が合う静流のことも気になって‥という
まさに三角関係の王道を行く展開なのですが(笑)
まぁ同じ男性の私からすると、
最初は美人系のみゆきに惹かれてしまう、
主人公の気持ちは解らなくもないですね‥(^^;)
接しているうちに、価値観や気が合う静流のほうが
次第に居心地が良くなってくるとは思いますけど。
テーマ曲の大塚愛さんの「恋愛写真」も
映画にあった切ないバラードで、素敵な曲ですね。
もうさすがにこの映画を見て泣くことはないですけど(^^;)
私にとっては、好きな映画の一本です。