クライマックスシリーズ第4戦 巨人6-2中日(はてなプロ野球’08)

  • 終盤に逆転を許し、終戦

前日の引き分けで、このクライマックスシリーズ
中日ドラゴンズは王手をかけられてしまいました。
その第4戦目ですが、終盤まで接戦を繰り広げたものの、
最後は巨人に突き放されてしまいましたね。
この日は、中日の先発・チェン投手が、
先手を取られたのも痛かったです。
また、巨人の先発・高橋尚成投手を打ち崩せなかったですね。
「巨人の先発投手のレベルが下がる、
この第3戦・第4戦は、しっかり勝っておく」
というのが、中日ファンの私としての目論見であったのですが、
第3戦は引き分け、第4戦は負けと
想定外の結果に終わってしまいました。
第3戦、第4戦とも、一時はよく追いついたのですが、
逆転までは出来なかったですね。そのあたりは、
勢いの差というものもあったのかな、と。

  • ホームランの効果に差がありました‥

結果的には、巨人打線の「東京ドーム名物」
ホームラン攻勢にやられてしまった、
というのが一番の敗因かと思います。
ラミレス選手、小笠原道大選手、李承菀選手など、
ランナーを溜めたチャンスの場面で
効果的に打たれてしまいましたね。
中日もタイロン・ウッズ選手が
クライマックスシリーズでは
ホームランを打っていましたけど、
中日のホームランはソロが中心でしたからね‥
この差が大きかったかと思います。
第4戦の8回裏、同点の場面では
高橋聡文投手ではなく、ここまで中継ぎで
好内容を見せていた浅尾拓也投手を
投入したかったところなのですが、
浅尾投手は負傷?で投げられなかったようですね。

  • シリーズに賭ける思いも、巨人のほうが上?

また、中日側には昨年の「今年こそ悲願の日本一」のような
「何が何でも」という気迫が無かったこと、
そして一方の巨人側には、「昨年のクライマックスシリーズ
3連敗の雪辱を」という強い思いがあったことも
巨人に軍配が上がった原因でしょうね。
改めてこのクライマックスシリーズ
振り返ってみると、今年から第2ステージは、
1位チームに1勝のアドバンテージが加えられています。
更に日程的にも、第1ステージの勝ち上がりチームは
序盤戦にエースを投入出来ないなど、
1位チームに有利な仕組みになっていますね。
結局今年は、セ・リーグ、パ・リーグとも、
1位(リーグ優勝)チームが勝ちあがりました。

  • 選手達は試合数が増えて大変ですよね‥

まぁ、今年の中日のように、
優勝の望みが早々と断たれてしまっても、
こうして10月の下旬まで楽しめる訳ですから、
クライマックスシリーズ、リーグ全体の盛り上げには
一躍買っているかもしれないですね。
ただ、有利な仕組みになっているとはいえ、
リーグ優勝したチームにとっては、
クライマックスシリーズなんて、
廃止して欲しい」という感じでしょうね。
もっとも、2位・3位のチームにとっては、
シーズンを通しての戦いでは敗れた
1位チームへの格好のリベンジの機会になる訳ですが。
また、新設されたクライマックスシリーズ
その後はすぐ日本シリーズが始まります。
今では、日本シリーズの更に後で、
日本を含めたアジア各国の代表チームが対戦する
アジアシリーズ」なんてのもあります。
優勝球団を中心に、昔よりも沢山の試合を、
戦わねばならなくなっていますね。
選手たちは大変だな、と思います。
いずれの各シリーズも、短期集中決戦であるため、
各試合、選手たちにかかるプレッシャーも、
きっと凄く大きいのではないでしょうか。