「いま、すぐはじめる地頭力」(はてな年間100冊読書クラブ 62/100)

いま、すぐはじめる地頭力

いま、すぐはじめる地頭力

地頭力」シリーズ(前作の感想は↓)の
「実践編」という感じですね。
http://book100.g.hatena.ne.jp/yukino77/20080515/p1
地頭力」に関する説明等は、前作と同じようなものですね。
地頭力」とは、思考停止せずに
自ら考える、考えようとする能力であり、
地頭力は「自頭力」である、とも書かれています。)
問題解決のための道具である、としていますね。
この本では、タイトルの通り、
「いますぐ」地頭力を鍛えることを
はじめることが必要だと説いています。
何事も三日坊主で終わりがちな(ぉ
私にとっては、耳の痛い言葉って感じでした‥(^^;)

  • まだまだ地頭力は鍛え足りないな‥と

この本では、「仮説思考力」「フレームワーク思考力」
「抽象化思考力」の3つの能力の鍛え方について、
詳しく解説していますね。
前作で出てきた「フェルミ推定」についての
記載もあります。このフェルミ推定
考え方自体は理解した積りなのですが、
いざ実践で使えるかとなると、
なかなか難しいな‥と思っています。
発想に至らなかったりして
‥このあたりは、まだまだ「地頭力」の
鍛え方が足りない、というところなのでしょうね。
地頭力の足りない例として、
「人間臭いカーナビ」の例え話が
掲載されていました。「ついつい本題から
外れて寄り道してしまう」ところとか、
普通の人間には、誰もがこういうところが
ありますよね‥(^^;)

  • 時間に対する感度を上げる必要が‥

この本の中で特に印象に残ったこととして、
「時間に対する感度を上げる」ところですね。
「若い時はお金が不足していると感じるため、
お金に対する意識は鋭くなるが、時間は沢山あるため、
時間に対する意識が乏しいままの人が多い」
という記述がありました。
確かに大学時代とか典型的なのですが、
「時間はあるけど、お金は無い」って感じですよね(笑)
そんな状況下では、時間に対する感覚は
確かにあまり身につかないだろうな、と思いました。
学生時代は、時間よりもお金のほうが大事というか、
時間よりもお金のほうが飢餓感は強かったですね‥(笑)
これが社会人になると一転して、
時間のほうが大切になって来ますね。
学生時代に無為に過ごしたことを悔いつつ、
「後悔先に立たず」という諺を
かみしめたりしてしまうのですが‥