クライマックスシリーズ 第1ステージ第3戦 中日2-0阪神

  • 阪神はV逸ショックを引きずってしまった‥?

クライマックスシリーズのセ・リーグ第1ステージは、
中日ドラゴンズ阪神タイガース
2勝1敗で下して、勝ち上がりましたね。
今年はオールスター戦以降の
まさかの失速で優勝を巨人にさらわれた阪神
事実上抜け殻になってしまったような感がありますね。
あのショックを考えると、クライマックスシリーズ
日本シリーズへとすぐさま気持ちを
切り替えられなかったでしょうね、きっと。
このクライマックスシリーズは、
主軸の新井貴浩金本知憲の両選手が
最後まで不振に終わったのが、敗戦の要因かと思います。
このうち金本選手は、シーズン中は
非常に頼もしかったんですけどね‥
今年は阪神にはカモにされてしまった中日ですが、
3連戦の勝ち越しは、なんと今年初めてだそうです‥
この事実からも、今年は阪神には弱かったんだな、
と改めて実感させられました‥

  • 第3戦目は、新人量投手の見事な投手戦

第3戦は、土壇場の9回の表に、
タイロン・ウッズ選手が、阪神の守護神・藤川球児選手から
決勝ホームランを放って決着しましたね。
この試合は阪神岩田稔投手、中日・吉見一起投手との
息が詰まるような投手戦でしたね。この2投手、
今年の新人賞を争ったライバル同士でもありますけど、
両投手とも大一番で見事な投球内容をみせましたね。
どちらも新人王にふさわしい、そんな感じでした。
新人ですから当然キャリアも浅いですけど、
堂々としたピッチング内容は、
キャリアの浅さを感じさせませんでしたね。
特に中日打線は、岩田投手に
完璧に抑えられていた、そんな感がありました。

  • 藤川投手が打たれてしまっては、諦めもつくでしょうか‥

息詰まる0-0のスコアレスの展開が続きましたが、
先に動いたのは阪神のほうでしたね。
この試合が引き分けに終われば、
シーズン上位の阪神の勝ち抜けが決まるためなのか、
岩田投手に変えて同点の9回から
守護神・藤川投手を投入してきましたね。
早めの継投で引き分けを含めた
逃げ切りを図るのが目的だったのでしょうか。
結果的にはその藤川投手が打たれてしまった訳ですが、
藤川投手は阪神の絶対的な守護神として
ここ数年活躍を続けてきました。
阪神岡田彰布監督が言ったように、
「藤川投手が打たれてしまっては、仕方ないかな」
という感じもありましたね。
藤川投手にとっては、退任が既に決まっている
岡田監督の最後の試合を飾れずに
無念の思いで一杯だとは思いますけど‥