凱旋門賞、メイショウサムソンは惨敗
- 俳優、緒方拳さん急死
俳優の緒方拳さんが急死されたそうですね。
体が悪いとか、そのような噂は聞こえていなかったため
少々意外なニュースでした。
最近は「息子を優しく、時には厳しく見つめるお爺ちゃん」
的な役柄が似合っていた感がありましたね。
71歳とまだまだ若く、早すぎる死は残念だな、と思います。
- サムソンは本来の競馬が出来ずに大敗‥
さて、日曜日の競馬・凱旋門賞、メイショウサムソンは
10着に終わりましたね。まぁあのディープインパクトでも
勝てなかった欧州最高峰のレースですから、
厳しい勝負になるとは思っていましたけど。
ただ、発走後に他馬に進路をカットされてしまい、
後方からのレースを強いられてしまったのは、残念でしたね。
サムソンの持ち味である
先行集団から粘りこむ競馬が出来ませんでした。
本来の競馬が出来れば、たとえ大敗しても
「力は出し切った」完全燃焼となったのでしょうけど。
- いまや凱旋門賞は、世界一の高額賞金レースに
欧州は競馬発祥の地ではありますが、
嘗ては賞金が日本のレースよりもはるかに少なく、
日本馬の海外遠征は、「お金よりも名誉を取りにいく」
という要素が強かったです。
しかし最近ではスポンサーがついたりして、
凱旋門賞は1着賞金3億円以上の、
いまや世界一の高額賞金レースになったようですね。
高額賞金レースともなれば、賞金の獲得を目指して、
強豪馬が集結することになり、当然厳しいレースになりますね。
「凱旋門賞の日本馬の制覇」は、
日本の競馬ファンが皆待ち望んでいますけど、
まだまだ先は長そうですね‥
日本では、秋のG1シリーズが開幕しましたね。
第1段のスプリンターズステークスでは、
1番人気のスリープレスナイトが快勝しましたね。
ここまで重賞を2連勝していたとはいえ、
中京(CBC賞)・小倉(北九州記念)の
いずれも平坦コースでしたから、
ゴール前に急坂のある中山コースでどうかと
思っていましたけど、問題は無かったようです。
同じ重賞2連勝であれば、中山競馬場と同じように
ゴール前に急坂のある阪神コースの
セントウルステークスを勝った
カノヤザクラのほうが買いかな〜
とも思っていたのですが。
他にも、春のスプリントG1・高松宮記念の
勝ち馬・ファイングレインや、
実績馬のスズカフェニックスなどの強豪も
エントリーしていましたから。
- 上村騎手は、これが嬉しいG1初制覇
また、デビューから十年以上も
G1レース未勝利であった、
上村洋行騎手の腕にも、不安要素がありました。
上村騎手といえば、今年の途中まで、
G1レースどころか、重賞レースの勝利からも
長らく遠ざかっていた位です。
しかし一転して今年はこのスリープレスナイトで
久々の重賞レース制覇、そして今回はG1レース制覇、
今までの苦労が報われた、って感じの年になりましたね。
あまりに嬉しかったためなのか、
ゴール前の早々としたガッツポーズなど、
「ちょっとどうなのかな」と思うシーンもありましたけど。
上村騎手にとっては、スリープレスナイトは
騎手人生の中で最高の相棒、
といった存在になったことと思います。